あとがき
このたびは、拙書『追放シスターと放浪ゴブリンのもぐもぐ見聞録』をお読みいただき、ありがとうございました。
そもそもの始まりは、今流行のAIに「死ね!ゴブリン!」で始まるラノベを書いてもらおうと思ったことがきっかけでした。魔王四天王の一人が裏切者のゴブリンを始末しようとするとかそんな話だったと思います。(――ちなみに、この、「死ね!ゴブリン!」は本作95話でやっと回収できました)
だけど、AIでは何か物足りない。どこかかゆいところに手が届かない、というフラストレーションがあり、気が付くと自分で筆を執っていました。どうせなら、自分が少年時代に好きだった、秋津透先生の文体も真似しちまえ!と、恥も外聞もなく、当時自分が読みたかったものを書き殴っております。秋津先生の関係者、ファンの方がいましたら、この場を借りて謝罪します。マネしてごめんなさい。申し訳ないので、宣伝すると、秋津先生の『ルナ・ヴァルガ―』は今読んでも面白いです。あろひろし先生の色っぽい挿絵も相まって、小学生当時はエロ本扱いされました。
まさかこの歳で小説を書くなんて思ってもいなかったのですが、書き始めると意外と楽しく、Xに愚痴をこぼしながらも3カ月以上の毎日投稿を継続でき、無事こうして完結のあとがきを書くまでに至りました。小説を書いてみて感動したのは、文字離れが深刻化しているというニュースが報道される中、たくさんの方が、恐ろしいボリュームの小説を書かれていることでした。確かに、書店の棚に、読んだことがない本がたくさんあることは知っていましたが、まさか書店すらも氷山の一角だったとは。こんなたくさんの物好きがいるなんて、夢にも思いませんでした。
ここまで読んでいただいた方、そしてまさか私が夜な夜な小説を書いているとは知らずに支えてくれている家族に、あと、Xでつながっている同好の皆様に心より感謝します。また、次の作品でお会いできることを願って。
また、本作はエピローグ的なお話しがありますので、よければもう少しお付き合いください。
2026年2月10日
風上カラス
P.S. 子供たちへ
もしもこの小説を読んだとしても、決してお母さんに言ってはいけません。
お母さんだけでなく、私にも言う必要はありません。恥ずか死します。
黙って、『ブックマークに追加』して、『リアクション』と☆だけ押しておいてください。
それが人の持つ優しさです。
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没ネタ:書きたくても書けずに泣く泣く削除したシーンをここに供養します。
・サンクティオ大神殿のレーザーキャノン:イリュシオンのすべてのエネルギーを消費して発射する、みんなが好きなやつ。でかい敵が出てこなくて没
・マスドライバー:アルドラの月面基地からの支援射撃。どう考えても周りの人も死ぬから没
・秘蔵の禁書:ギルがこっそりグラスノヴァに立ち寄った時に持っていった禁書。重力魔法を考えていたけど、その後のボスラッシュでも出番が来ないまま没
・勇者召喚:本当はシャルルかサイトーをエクシリアに強制召喚させる予定だったけど、これ以上キャラクターが増えてもしんどくなるだけだったので没
・ユキチとシシドの電脳バトル:アリシアがガイラムと戦う間、ユキチとシシドでコンソールを立ち上げてハッキングし合う予定だったけど、私に描写能力がなくて没
・原初の魔王による隕石召喚:月を破壊し、アルドラに見どころを作ろうかと思ったけど、どう考えてもやりすぎで没
・世界崩壊:隕石召喚の流れで、世界が崩壊したのち、ユキチがプラネットシードで新しい世界を作ってアリシアたちを再生させるという話もできたけど、それよりかはアリシアがトラックに轢かれて転生する方がテンポがよさそうだったので没
あー、すっきりした! お目汚し、失礼しました!




