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第11話 スローライフはモフモフとともに



 犬耳少女を浮遊島に迎えてからしばらく。


 クロウたちは何事もなく平和に過ごしていた。


 地上では戦争やらきな臭い動きがあるが、浮遊島には何の影響もないので問題ない。


 唯一付き合いのある奴隷商館も亜人連合が暗躍しているらしいので気にする必要もなさそうだ。



 何のしがらみもなく日々をまったり過ごすのは最高だ。


 今日もファードラをモフりながらダラダラと過ごすクロウと猫。


 羊は家事に精を出し、白熊は畑の世話をしている。


 エルフは世界樹の側で読書を、ロボ娘は犬耳少女と共に浮遊島のパトロール。


 こうして見るとダラダラしているクロウと猫はただ飯ぐらいに見えるが、やる事はしっかりやっている。



 猫は最近とあるスキルを習得した。


 それは転移魔法。クロウが使っているものと同じものだ。


 クロウは自分以外に転移魔法を持つ者を見たのは猫がはじめてだった。


 このスキルが他の者に渡ることを危惧したクロウは奴隷商館の会長には理由を明かさず猫を迎え入れた。


 もしもクロウがおらず浮遊島から離れなければならない自体になった際は、猫がクロウの代わりに転移魔法で避難させることができる。


 そんな事態にならない事が一番だが保険は必要だ。


 と小難しいことを言い訳のように言っているが、羊たちは各々好きで仕事をしているので結局皆自由に過ごしていることにはかわりはない。



 転生者であるクロウの寿命はどのくらいかは不明だが、浮遊島で過ごす限りこの平和な日常は続くことだろう。




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