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14.

  

「ということは、絵卯(えう)さんはずっと庭園にいらした」


数登(すとう)


「書いてあるのを見ると……」


依杏(いあ)


「絵卯さんは一回、屋敷の様子を見に行ったそうで、席をあけていた時間があったそうです」


「そうなのよ」


絢月咲(あがさ)


「全員の名前で五堂(ごどう)姓なのはエリカさん、義明(よしあき)さん、忍さん、絵卯、他二人は樅ノ木(もみのき)とかいう人と、萩原っていう人なの。今のところ、絵卯はこっちの件で更に困っている」


「忍さんが殺されちゃったんですよね……」


と依杏。


絢月咲。


「刺された痕が致命傷になっているみたい、というのはあるけれど、問題は誰が刺したかなのよ。それが、その場に『居ない人』」


「現場には、居ないはずの人、ということですよね」


と数登。


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