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12.

  

絵卯(えう)が事故に困っているわけではないって言ったけれど、困っているのは事実なの。顔バレしているんじゃないか、っていう悩み」


「ネット小説ですね」


数登(すとう)


「そう。ただ私自身、絵卯の小説を直接読んだわけじゃなくってね」


絢月咲(あがさ)は苦笑い。


「私、一応配信メインで売っている身だから。別の配信者の紹介で、小説のコーナーがあってね。それで絵卯のことを知ったわけ。はっきり言って、小説家としての絵卯へのサポートは手薄。それでも人気は出たし、顔バレの件についても当初は心配していなかったわけだけれど」


「絢月咲さんの方が、徹底していますもんね。その辺」


依杏(いあ)


「要するに、身辺的に気になることが」


「あるわけ」


「でも、本人は居ない……。会ってみるほうが」


「良さそうなのには違いありませんが」


と数登。


「空中庭園に居たのは六人」

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