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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

中学生の時に火葬場で見初めてきた人外イケメンが、三年後に現れて私を地獄に連れて行きたいそうなのですが、家事育児が忙しいのでお断りします。(旧題:さよならのタイミング)

作者:今田ナイ
高校一年の木ノ下澄雨は、母親と幼い弟の幹也と三人暮らし。
父親を亡くして三年、フルタイムで働く母親を支え、家事育児の一切を担い逞しく生きていた。
それなのに、年も押し迫った十二月も初めのこと。
澄雨の元に、かつて父親の葬儀に来たという見知らぬ若い男が姿を現す。
目にも鮮やかな深緋色(こきあけいろ)のスーツを身に纏ったその男は、縦に光る不思議な虹彩の挑戦的な眼差しで澄雨を眺めやる。


「あの時の、溢れんばかりだった怒りや悲しみは、まだ君の中に残っているかい?」


男はひとならざるもので、かつて交わした約束通り澄雨を迎えにきたという。
おとぎ話だ、いまさらだと澄雨は拒絶する。
父親を亡くしたばかりの心細げな女子中学生ならいざ知らず、今となっては押しも押されもせぬ、家事育児に忙しい立派なおさんどん女子高生と化していた。

けれど、慎ましい胸の奥にわだかまる、この黒い泡はなんだろう。

澄雨の迷いを察した男は、
大勢の人々の命が危ぶまれる可能性を示唆し、
とある選択を持ち掛けてくるのだが。


クリスマスの夜に向かって、事態が急速に収束していく中、
雪はただ、しんしんと降りゆく――。





(2024/5/25~)ブクマ&評価&いいねも頂きました。ありがとうございます。(-人-)
(2024/5/20付)初めてブクマ頂きました。ありがとうございます、すごい嬉しいです。



4万字程度の中編です。完結保証付。
この作品はアルファポリスにも掲載しています。
プロローグ
Ⅰ:十二月第一週:おさんどん女子高生澄雨の何気ない日常
Ⅱ:十二月第二週:おさんどん女子高生澄雨の何気なく無い日常
7.父親の影
2024/05/15 12:02
Ⅲ:十二月第三週:シノニオイ
8.お手ふりの公算
2024/05/15 17:51
Ⅳ:十二月第四週:君は僕のもの
12.三年前:火葬場にて②
2024/05/17 17:44
14.お母さんには言えない②
2024/05/19 11:54
15.乙女のたくらみ
2024/05/20 11:44
Ⅴ:クリスマスの夜に。
16.赤猫を探せ
2024/05/21 11:43
17.父親の声
2024/05/22 11:43
18.本当の気持ち
2024/05/23 11:55
エピローグ
20.深緋色の風
2024/05/25 11:54
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