漫才【大豆】
A→最近、好きなものある?
B→あるよ
A→何?
B→僕、大豆食品が好きなんだよね
A→そっか。僕は最近、クイズが好きなんだよね
B→えっ、好きなものの話させてくれるんじゃないの?
A→ただ、好きなものを聞いただけだか
ら
B→そっか。じゃあ、続けて
A→クイズは奥が深いからね
B→そうかな
A→クイズといっても、種類が沢山あるよ
B→種類でいったら、大豆食品もすごいよ
A→そうか?
B→醤油、味噌、納豆、豆腐、油揚げ、きな粉とか色々あるからね
A→まあ、醤油クイズ、味噌クイズ、納豆クイズとか、クイズの方がいろいろ無限に作れちゃうけど
B→その中でも、大豆食品のクイズは、本当に絶品なものが多いからね
A→はいはい
B→じゃあ、クイズの話を聞かせてもらおうかな
A→うん。クイズは、やっぱり対処法を生み出すことが大事だよね
B→えっ?やっぱり最後に行き着くのは大豆だよねって?
A→言ってないよ
B→ごめん、大豆に都合よく捉えちゃうタイプだから。続けて
A→クイズに強くなるには、読書からだよね
B→カラダを強くするには、どのおからがいいかって?
A→そんなこと聞くかよ
B→ごめん、今ちょうど、おから大量に
食べて、カラダの半分がおからになっちゃってるから。おから側に立っちゃってて。そう聞こえちゃったの。続けて
A→日本語って、後にある言葉の影響で、前の言葉のイントネーションが変わったりするから、そこを読むことも重要なんだよね
B→言葉のイントネーションがミソってことでしょ?
A→そうだけど、無理に大豆言葉を使ってるよね?
B→クイズに興味が出てきたよ。クイズの話、続けて
A→やっぱり覚えた単語は、ものスゴイ総数になったよ
B→ソイソースって言ったでしょ?言ってないとしても、絶対寄せてきたでしょ?
A→ごめん、寄せにいった。納得するような寄せ方ではなかったけど
B→えっ、お前は納豆食うような人間じゃないって?
A→言ってない。大豆好きの人間に、そんなこと言わないよ
B→ちょっと怒ってる?ごめんね。本当に聞こえたから。怒らせる気なかったんだけどね
A→えっ、餅にかけるきな粉なかったんだけどって?
B→言ってないよ
A→ごめん、きな粉って言った気がして。今、大豆脳になっちゃってるからさ
B→お前にまで、大豆脳にさせちまったか
A→えっ、うまい煮豆?
B→お前にまでって言ったんだけど
A→えっ、お前ってママにも言われたことないに
B→それはゴメン。えっ、今、マラニモって言わなかった?
A→えっ、もしそれが大豆食品だとしたら、知らないな?マラニモってなんだよ
B→ごめん。これはただ、架空料理
を言う癖が出ただけだよ
A→なんじゃそりゃ。ねえ、今からクイズ勝負しない?僕が勝ったら、大豆トークとお前って言葉は、二度と言わないでよ
B→分かった。でも、大豆クイズオンリーだからね
A→いいよ。それでも、危なげなく勝てる
よ
B→えっ、油揚げ食べたいって?
A→言ってないよ
B→ああ、もう時間ないみたいだよ
A→じゃあ、もういいよ
B→ありがとうございました