入学式とまさかの再開
彼女と出会ったこと以外何事もなく入学式の会場についた。
私立白峰高校。特に偏差値が高いわけでも悪評があるわけでもない極々普通の学校だ。
この高校を選んだのは通いやすいという理由だけだ。
さて、まずは受付をしないとな。
受け付けの場所に行くまで彼女がいないか気にかけてみたのだが見かけることはなっかた。
入学式は特に変わったことはなく、小中で行ったものと大差なかった。
それぞれクラス分けが行われ僕は1年3組になった。
担任が来るまで指定された席に座り本を読むことにした。
別に読書が好きなわけではない。小さい頃から毎日読んできたから習慣になっているだけだ
10分ほど経っただろうか、」教室前方のドアがガラガラという音を立てながら開き、一人の女性が入ってきた。
僕はその女性を見てぞっとした。
「桂子さん?」
「フーくん?」
確信がなかったので疑問形にしたのだが、僕の言葉にその女性は反応した
間違いない。桂子さんだ
少しの間沈黙が続き、周りがざわつき始めていることに気が付いた。
しまった。突然のことだったのでここが学校だということを忘れていた
僕は即座に席に座り、桂子さんも慌てて教壇に上がった。
「コホン、今日からこのクラスを担当します。結城 桂子です。よろしく」
何事もなかったかのように自己紹介を始めた。
投稿2日目
時間があったので前回より少し長くなっています。
引き続きよろしくお願いします
アドバイスがあればTwitter @shino18251825にDMお願いします!