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第2話 空気は読むものではない
ついに?お相手役です。
そんなことを考えていたら。
ガラガラ…
と、ある男子がかなり遅れて入ってきた。
その瞬間、チャイムが鳴り、その男子はほっとして歩き続けた。
「おーい羽田、ギリギリすぎるぞー」
と先生から一言あったが、セーフで良かったな。
その男子の名前は羽田佳津。
私は羽田のことが羨ましい。
なぜってそ「ん?んん?な~んで辺名の周りにだけ人がいないのかい?昨日まではいたじゃないか山田さんも中村さんも」
こんな風に空気が全く読めない、所謂「KY」とかいう感じだからだ。
空気を読みすぎてしまう私とは正反対だ。
でも、最近思うのは、「KY」で明るくても、辛いし嫌なことはあるってこと。
今まで私は「羽田はいつも楽そう」とか、「何も考えてなさそう」なんて思ってた。
一人ひとり大切に生きていかなきゃな、なんて。
それが実現できるかどうかは自分次第。
だから私は人に流されすぎず、自分の意見も言えるようになろう。
そーいうことです。
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