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異世界探検

目を覚ます。


ここは…


病院のベットの上。ということはなさそうだな。



地面が硬く冷たい。普通はわらとか草原からスタートじゃないのか?


周りも木に囲まれているところを見ると森といったところか。


なんか身体がダルい。無理に起こす。


この転移ってやつ、もしかしてかなりの魔力を消耗していないか?それに加えてあの身体の熱さ、燃えていたってことはないか?燃え死ぬような熱さを体感した気がしてならない。


身体を見回すが服もそのままだし。まあうまく転移できたということでよしとしよう。



服装は転移した時のまま仕事着だ。特に思い入れのあるものではないが、作業着にベストとシャツ、肌着にネクタイ。下はスラックスタイプのパンツにゴム底の革靴。


このままの服装では少し暑い気がするな、誰かにあったとして向こうからすれば異世界の服では少し怪しいか?


ちょうど森の中だったので着替えることにした。


ついでに革袋の中を確認する。


中には、短剣が二本と布の服、革のサンダルとベルトかな?ここに短剣を下げれそうだ!

あとカードが一枚入っている。


とりあえず、まずは装備をしてみよう。着替える


装備

頭 なし

身体 布の服

武器 短剣×2

足 革のサンダル


うん。シンプルだ。革のサンダルは歩きにくいな。早く新しいものを探さねば。


お次は、これ!装備した短剣を鞘から抜いて見る。


シャンっっっ!

「お、おお!カッコいい!」思わず声がでた。


短剣は装飾付きのバタフライナイフよりも少し長めかな?ショートソードともいうのかな?

そもそもショートソードを知らないか。まぁとにかく短めの剣だ。


でも使ったこともないのに二本を振り回すわけにもいかないよな?初めは一本でいいか。しかし何故二本も?予備かな? 二本と日本をかけたとか…ないよね?神さま??



しかしカッコいいな!あとで名前でもつけよう。

中二病というやつだろうが、剣をみてワクワクしている大人がそこにいた。おれだ。


卒業していたと思っていた、中学にもう一度入学してしまったな。


さて、あとこのカードは何かな?


『インテリジェントカード』

そう書かれている。

あとは、名前とランク、下に一回り小さい字で数字も書かれているぞ!


アラタ

Fランク

金貨10枚


そういえば当面の資金とかも言っていてたし、お金をくれたのか。ありがとう神よ!



しかし金貨の価値がわからんぞ。

泊まるのに20枚くらいかからないだろうな?心配だ。

あと物の相場がわからないのも困るなぁ。


金貨は魔物とか倒せば手にいれられるのかな?



新しい世界とはわからないことだらけだな。文明の発達が急に懐かしくなった。まだ転移してからそれほど時間も経っていないのにホームシックとは、一人でやっていく自信をなくすなぁ。こんな時に振り返ると魔物が、いたり?

そう思って振り向くも静かな森であった。


やはり思っているようにはいかないよな!武器の試し切りは鉈がわりに木を斬ろう。


歩き出す前に、どっちに行こうかなぁっと、太陽は見えないが雰囲気あっち側かな?星が思っているのと逆に回りでなければ、あっち側が北かな?

ここは間に任せて、レッツゴー北!


実際に北という概念があるかわからないが、色白の美女を求めて北に歩き出す。陽が当たらなければ、色白間違いなし。エルフもいるらしいし、楽しみだなぁ。






スキップをしている中二病の大人がそこにはいた。


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