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音速異世界爆走記  作者: 風間サトシ
第一章
9/81

第八話:ミーナへの帰還


 本の虫とは本来、知識を継続的に得ているのでいいことかと思うのですが。


 やはり学生時代は体を動かすことを推奨されるのでしょうか?

カズマは読書大好きです。



 決局、図書館に10日通い、魔法スキル考察というやけに表紙が分厚い本を

筆頭に、武闘系スキル集、生産の心得各種、神殿の歴史、大陸各地の情報誌

礼儀作法一般、各種ギルド設立要綱、魔道具生産の歴史と心得などなど

全部で500冊ほど読んだだろうか?、ネットカフェの9時間パック10回分

歴史や情報誌(5年位前の情報)は斜め読みだったが、有意義だった。



 戦争の準備だろうか?物価がちょっと高めだったので、商品購入は控え

入国前に購入しておいた、アルト商会に下したものと同じ物を書士の方に

教えてもらった評判の商会へ行って、売りつけてきた。



 砂糖が金貨70枚、胡椒が金貨20枚

和紙が金貨50枚、菓子類が金貨8枚

酒類が金貨40枚、タオルが金貨25枚で合計金貨213枚。


 酒とタオルと菓子が半額に値切られたが戦争特需の恩恵か他は

アルト商会と同額で売れた。


 食事は荷箱通販で部屋で済ませた、9時間パックはきつかった。



 とりあえず大陸のおおまかな位置は頭に入れたので、久々にミーナに帰還

西に向かい山がみえたら南西に進路変更、2時間程度で到着、海到着。



 公都からミーナまでは途中に村を

2つ3つ経由して乗り合い馬車で20日位かかるらしい。


 ここから王国までの道はある程度整備されているらしいので

時速12kとして2時間進んで30分休みとして1セット朝一番に出たとして

8時間走って1時間半休んで夕方までに50km弱か。



 雨が降れば時速10k程度と考えると

途中での街休憩2日に、雨と悪路4割と考えて、20日で800km程度だな。



 ミーナから10キロ程度西の港にやっと到着、魚市場を見ると小さい魚や

多少大きく鮭程度の魚がならんでいる、マグロ様はないのか? 聞いてみたが

どうやらマグロは赤マグロと呼ばれているらしく。


 朝一番で仲買人に買われたようだ。

 。

 セリに参加するには漁業ギルドに登録する必要がある

ようだ、牡蠣が売られていたので牡蠣と鯛、さんま等を多少購入

鯛は小金貨3枚、さんまは銅貨10枚、牡蠣は安く、銅貨5枚だった

やはり醤油がないと価値が下がるのか?



 どうやらこの港はミーナから10kmと近い事から、ガレオン船のような

戦闘向きの船は無かったが漁船の他に、少し南側に帆船のような

船影が5つ程あった、大型の帆船も立ち寄るらしく別の大陸への渡航も

可能らしい。



☆☆



 ミーナにもどりとりあえず潮風の満腹亭に戻った。


「お兄ちゃんおかえり、もう帰ってこないかと思ったよ」


「アニタちゃん、まるで俺が死んだみたいな事をいわないでね

たかだか12日程、留守にしてただけだし」



「どこ行ってたの、商会から連絡が来て伝言を預かってるよ」


「おやお客さんじゃないかい?アルトハイムさんから伝言を預かってるよ」


「アルマさん今もどりました、商会から使いが来たのは何日前です?」



「確か一週間前かね?」


「そうですか、では一度訪ねてみます」



 部屋へ戻り一度戻り、3時間程仮眠を取ってからアルト商会へ向かう。



☆☆



「すいません、私、カズマ・ダテと申します、以前一度こちらと取引を

したことがあり、こちらから私に連絡があったようで取次ねがいます」



 20分程でアルトハイムさんが出てきて応接室へ案内された

今日はバカ息子は不在のようだが、代わりにお嬢様ぽい、ロングの金髪に

青い瞳、鼻は低いが唇はキュートな感じのおっとり系お嬢様だ。


 年齢は二十歳位に見えるが白人は成熟が早いから、13,4ってとこか。



「お呼び出しして申し訳ありません」


「いえいえ、こちらこそ感想を頂くと言っておきながら10日以上留守

にして他の街へ買い付けに行き、すぐこれずに申し訳ない」


「どちらへ買い付けに」


「……まあ公国との間の村までです、知り合いがそこにおりまして」



 なんか視線が痛いーー!



「前回お取引いただいた商品が手前のお得意様に好評だったので

ご連絡をして次第であります、感想としては他の菓子類、酒

タオルの肌触り等、おおむね好評でした」



「それは良かったです、私も初めてお売りした商品が人気があると伺い

大変光栄です!」


「それで、また前回の商品、加えていうならば、その他の商品も当商会

へお売り頂けるとありがたいのですが?」



「はい、了解です、私の仕入れた商品は明日の朝には着くので、ご都合の

いい日取りを指定して頂ければ、こちらへ参ります」



「では早速ではありますが、明日の3の鐘では如何でしょうか?」


 ……3の鐘というと朝の6時が1の鐘で2時間おきだから10時か……。



「かしこまりました、では明日の10時に前回の商品とサンプルとして

他の商品も一部持ってまいりましょう」


「お父様、チョコレートは」


「すいません、我儘な娘で」


「もしよろしければ、満腹亭のお嬢さんのお土産用に買ってきたチョコ

をどうぞ、前回の商品に入ってなかったので、サンプルとしてどうぞ」



 おもむろにトリュフチョコ2個を出した、3個だしたらドラ息子に

渡りかねん、それは許せん。



「どうぞ前回取引させていただいたチョコの詰め合わせより、高級な品

ですのでお気に入りいただけるかと」


 俺がそういうと包みを開けてお嬢様は小さな口でチョコを食べ始めた

商談の時とは打って変わって明るい微笑みながらチョコをリスのように

高速で消化していく、味会うとかいう庶民感覚はないようだ。



「お父様、これは前のよりさらに美味しいですわ、甘さも丁度いいし!」


「一口だけ残しておいてくれれば私の分も食べていいぞ」



 なんか興奮しているようだし、明日もくるし、一時撤退だな。


「ではまた明日ということで、本日はお暇いたします」


「本日はわざわざありがとうございます、では明日はよろしくおねがいします」



 椅子から立ち上がり、ドアを開けるとお嬢様は2個目のチョコも食べ終わった

ご様子、一口も残っていない、親子の絆は甘味の前には無効らしい。


 商会を後にして、明日は大口の商売になりそうなので、街の北側にある

若干高めの雑貨店で商品を移し替える袋、容器などを買いだめして、代わりに

5割引きに成功、北側のエリアで消耗品だと半額でもかなりの値引きのようだ。



 宿にもどって夕食前に商会で話したお土産話を思い出し、アニタちゃんに

無断で宿を空けて心配かけたお礼として、トリュフチョコを3個渡した

ここの家族愛は甘味には負けまい。



 夕食は食べてきたと言ってキャンセルして、部屋でお米を研いで

牡蠣を投入後、炊き込み牡蠣ごはんを作った、荷箱通販で購入した醤油が

いい仕事をしています、炊き込みご飯程度ならなんとかなるが、これはさんま

は焼けないな、商会の取引がうまくいけば、拠点をどこかに構えるか?



 商会に持っていく商品を購入、前回の2倍程度加えて、利益率の良く

消耗品は多少多めに購入、加えて新商品をはどうするか?



 残高:金貨488枚、小金貨2枚、タララ預金8500円

 

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