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音速異世界爆走記  作者: 風間サトシ
第二章
29/81

第二十八話:戦争の匂い

IMEをグーグル日本語入力に変更しました

今までIMEを意識していませんでした

気持ちよくお読み頂ければ幸いで御座います。





 目が覚めると誰もいない。


 そうか一人部屋だったな、ちょっと体がだるい感じがするが時計を見ると

午前11時40分、軽く15時間は寝てたわけか。

 

 昨夜は着替えずにそのまま寝たし、体がだるいのもうなずける

服を着替えて、外の井戸へ顔を洗いにいくとミラがいた。


「おはようミラ、顔でも洗に来てたのか?」

「ちがいます、お腹がへったから水を飲んでいるです」


 変わったやつだと思っていたが、宿に泊っているのに水で腹を満たすとは。


 俺も体を水で濡らしたタオルで体を拭き、水を少し飲むと確かに少し

腹がへってきたな、ボス戦の前に食べただけだから。


「ミラ、朝食はサラが作ってくれなかたのか?」


「おかゆをみんなで食べましたが、途中で魔道具の火が止まってしまいました」


 コンロのカセットの予備は俺が持ってるからなそれ以上作れなかった訳か。


「ミラみんなの調子はどうだ?」

「シャルロッテさんは、ご飯食べてました、二人も大丈夫です」


 シャルの体力はまだ戻らないが、概ね回復しているといった所か。


「サラがパンとか持っているだろう、分けてもらわなかったのか?」


「……なんか、おかゆだけで満足しているようで、言い出せませんでした」


 みんなはシャルの看病で疲れて食欲も減退してるか、シャルが普通に食べれる

ようになれば元に戻るだろう。


「それじゃミラ、二人で飯でも食べに行くか?」

「よろこんでお供します!」


「じゃあ行くか、どこで食べる?」

「街でいろいろみたいですし、歩きながら考えます」


 二人でカナンの街を進むと、やけに賑わっているというか人の往来が激しい

子供たちは普通にしているので事件というわではないようだが。


 さらに少し歩くと肉のマークが描かれたドアの食堂らしき店を見つけた。


「ミラあそこでいいか、たぶん肉料理が自慢の店だろう」

「はい、肉料理は歓迎です」


 二人で店に入ると、みんなステーキーのような料理を食べている

これだけ盛況なら味も期待できそうだ。


 店員に席に案内されて、ミラと二人カウンター席に座る。


「ではおすすめを二人前頼むよ」

「ミラは一人で2人前は軽くいけます」


「そうか、じゃあ三人前頼むよ」

「飲み物は何に致しますか?」


 周りを見るとみなさんお酒ですね、ここで水とは言えないな。


「ではワインをお願いできるかな」

「かしこまりました、少々お待ち下さい」


 店員の後ろ姿を見送りながら、よくできた対応に満足する

他の店のウエイトレスもあの位の対応をしてくれれば、もっと気分よく食事を

楽しめるのだが、この店は酒をだしている割には感じがいい。


 待つこと20分、400グラムはあるステーキとパンが3つ、彩りのいい

サラダにコンソメスープ、これは食べごたえありそうだ。


 ミラのほうはステーキ2枚にパンが6つにサラダ大盛りだ

スープはある程度食べたらおかわりできるそうだ、店の主人はよく考えている。


 ステーキは柔らかく軽く切れる、口に運ぶといい噛みごたえだ

これは人気店になってもおかしくないな、あまり急に食べるとよくないので

ちょっとマナー良く、ゆっくり肉が半分くらいになるまで食べてると。


「お姉さん、スープお替りおねがいします」


 ミラはすでに2枚目のステーキを半分ほど食べている、パンはすでにない。


 ウイエトレスがスープを持ってきたので、ついでに俺はワインの追加を頼む。


「悪いがワインをもう一杯頼むよ」

「はい、かしこまりました」


 ワインを飲みながら残りのステーキとスープとサラダを食べる、残りのパン

2個はすでにミラの腹の中だ。


 俺が食べ終わる前にミラは食べ終わったようだ。


「ミラ美味かったか?」

「最高です、やはり空腹時は特にお肉は美味しいです」


 俺も食事を済ませ料金を払う、三人前で小金貨2枚と銀貨8枚か、市民が

頻繁に食べに来れる金額設定じゃないな、この世界の食事の値段は社員食堂

に近いからな、ここにいる客は昼からこの金額が払えるのか、裕福なのか?


 店を出て腹ごなしにミラと二人で街の中心部に向かって歩いていると

劇をやっているらしい、演劇なんてもう5年は見てないし観てみるか。


「ミラ腹も膨れたし、劇でも観ていくか?」

「はい、いいやつだといいんですが」


 観劇券を買って中へ入る、サーカスのようなスペースになっている

外周のスペースでは軽めの食べ物や飲み物も売っているようだ。


「ミラ、何か飲み物を買ってきてくれ」

「……お金ないです」


「お金ないって、星金貨使っちゃったのか?」

「星金貨は普通のお店で使えないって言われちゃいました」


「それ以外はのお小遣いは?」

「服を買うときにお姉ちゃんが、一人2着までっていうので自分のお金で

買ったらなくなっちゃいました」


 こいつは金をもたせたらダメなやつか、双子でこうも違うものか


「よしミラ、お前のもっている星金貨を金貨30枚と特別に交換してやろう」

 

「交換ですか、金貨30枚もくれるですか?」

「ああ、俺は嘘はつかないぞ、ほら金貨29枚と小金貨10枚だ」


「ミラお金持ちになっちゃいました、使えない星金貨なんて上げます」


 星金貨と金貨30枚分の交換をして、俺が渡した銀貨を持って飲み物を

買いに行った。


 俺だからいいが、これは簡単に人に騙されるな。


 ミラの買ってきたのはフルーツ味の飲み物だ、ぶどうジュースかな?


 ジュースを飲みながら劇を観始める。


 劇は隣国の貴族の娘が王国に嫁ぎ、幾多のハプニングを切り抜けて

最後は王妃になるという、シンデレラ的な展開だった

できれば最初は貧しい家の娘の設定でお願いしたかったが

だいたい1時間の演劇では設定を細かくすると時間内に収まらないのだろう。


「ミラどうだった?」

「良かったですが、途中ででてきた国王が嫌な感じでした」


 確かに大国の王って感じで威厳があるように見せていたが

ミラはそこがご不満のようだ、実際国王とか王子とか会った事がないが

人権の無い世界では権力者とは劇のような感じではないだろうか?


 劇を見終わって外に出ようとすると、会った事があるような女性と目があった。


「貴様は前にお嬢様を侮辱した武装商人だな」


 武装商人ってなんだよ、いるのかそんなの?


「あなたとはどちらでお会いしましたか?」

「もう忘れたのか、前にカナンの近くで会ったであろう?」


 カナンの近くにきたのはミミとララを捕まにきた時だから

あの時助けた馬車に乗っていた内の一人か。


「これは失礼しました、あの時の馬車に乗っていらした方々でしたか」


「思い出したか、探したがカナンの街では貴様の事を知っているやつが

いなくてな」


「私をお探しだったとは、何かありましたか?」

「お嬢様が改めて礼を言いたいと言っていたのでな」


「それは申し訳ありません、わたしはミーナに住んでいるので、本日カナン

にいるのは商談の為です」


「そうか、見つけたら連れてくるように言われているのでついてくるがいい」

「今からですか?」


「そうだ、文句があるのか?」


 こいつダメなやつだ、きっと貴族なんだろう断られると発想がまったくない

しかしお嬢様っていうのと合えるのはいいかも知れない、人脈は大事だし。


「はい、もうひとりは宿で寝ているんで、我々二人ならば」

「よし、では向かうぞ」


 そういうと、馬車に乗るように言うのでミラと二人一緒に馬車に乗り

街を進む、初めてくる街なので道がまったくわからない。


☆☆


 20分程度進むと馬車が止まり、大きなお屋敷これはもはや城といっても

いい程の建物の前で降ろされた、馬車は厩舎へ向かうのか裏手の方へいき

俺たち三人は正面の門から中へ入る。


 てっきり公国の人間かと思ったらこの国の貴族だったのか?


 城の2階へ進み、かなり奥の方の重厚なドアの前でやっと止まった。


「お嬢様、ビアンカです探していた商人をお連れしました、入室させて

よろしいでしょうか?」


「入ってもらいなさい」


 中から感じの良い声が聞こえる、これはお姫様イベントか

内心ワクワクだが冷静を装いつつミラと二人でビアンカと名乗る女性に

続き中へ入る。


「よくきてくださいました、先日は命をお救い頂きありがとうございます」


「いえ、こちらこそ高貴な方とは存ぜず、無礼な振る舞い申し訳ありません」


「こちらの椅子にどうぞ」


 ミラと二人椅子に腰掛ける、案内してきた女性はそのままお嬢様の横へ移動。


「あの時は名乗る事もできずに申し訳ありません、わたくしエラン公国の

大公の娘でカリーナと申します、もうお会いできないと思っておりました」


「貴様、勘違いするなよお嬢様は恩人に対して礼を述べてるだけだ」


 別に勘違いしてないけど、公国の姫様か高貴な育ちの割にはできているな

そうするとこのビアンカっていうのは、あの時の女性騎士か。


「私のような商人が一国の姫君相手に勘違いする訳ないじゃありませんか」


「それならいい」


 出されたお茶を飲みながら、30分ほど上流階級のお嬢様と無礼なお付きと

襲われた時の経緯などを聞きながらたわいもない話をする

まあそろそろお暇する頃合いだろう。


「それではそろそろ夜になりますし、私どもは帰ります、本日はいろいろと

お話が聞けて楽しかったです」


「夕食を一緒にいかがですか?」


 ここで引き止められるとは思わなかった、ビアンカもなぜこんなヤツって

顔してるし、貴族相手に丁寧に断るってどうやるんだっけか。


「いえ、我々のような庶民がお食事を一緒というのは体裁が悪いでしょう」


「本日は失礼します」


 やっと帰れるぜ、サラたちはミラと違って金は持ってるがあまり留守に

すると心配しそうだからな、サッサと帰ろう。


「カリーナいるか、開けるぞ」


 帰ろうとしたら了解も得ずに男性が入室してきた

まあこっちもミラがいるし変な勘ぐりはされないだろう。


「ではお客様もきたようなので、失礼します」


 俺たちが部屋から出ようとすると入室してきた男性が話しかけてきた。


「貴公はカズマではないか、久しいな」


 誰だよこいつ、知らないぞ。


「以前お会いしたことがありましたか、すいません」


「わからないのも無理ないか、ハイムの所で会った時は変装していたからな」


 ハイムってアルトハイムさんか。


「まともに名乗ってなかったな、私はアルベルトという、ギブン家の当主だ」


「これはギブン公爵様でしたか、気がつかず申し訳ありません」


「気にするな、早速今回の戦の援軍招集に答えてくれるとは頼もしい」

「なかなか、日和見している諸侯が多くてな、カナン周辺以外で参加表明

をしてくれる貴族はごくわずかなのだよ」


 ここはよくわからないが気分を損ねるのは不味い、話を合わせるか。


「いえいえ、ギブン閣下の直臣としては当然の事と存じております」

「ハマーン宰相閣下からも王国の剣として働くよう言い使っております」


「そうかすでにハマーンには会ったか、ならば今晩は食事をしていけ」


「ありがたいお言葉、謹んでお受けします」


「カズマさんはアルベルト様とは面識がお有りでしたか?」


 そこでお姫様から物言いだ、辻褄を合わせるには商談で来たといったのを

無しにすれば何とかなるか。


「はい、以前アルト商会でお会いした事があります」


「そうでしたか、それは失礼しました」


「貴様も貴族だったのか? なぜ言わなかった」


「ビアンカ様のご身分を存じ上げなかったので、迂闊に言うのを避けただけです」

「一応貴族の末席に加えさせて頂いておりますが、本業は商人です」


「まあ二人ともよいではないか、せっかく駆けつけてくれたのだ」

「では少し早いが食事にしよう、今日は会議が長引き昼を食べ損なった」


 ギブン公爵に続きカリーナ様とビアンカに続き俺たち二人も豪華な

部屋に入った、貴族っていうのはやはりこういった部屋で食事するんだな。


 ダイニングルームに着くとちびっ子が二人すでに座っていた。


 公爵とカリーナ様が席に着き、俺が案内された席に座ると


「カズマさん、ミラも一緒に食事していいんでしょうか?」


 ミラがおどおどしんがら声をかけてくる確かに元貴族だらかマナーは

問題ないだろうが、現在の立場的にはどうなんだろうか?


「閣下、連れの女性もご一緒してよろしいでしょうか?」

「構わんぞ、そうだビアンカも席に着け、今日は一緒に食事をしよう」


 ミラとビアンカも座ると待っていたかのように給仕が5人食事を持って

入ってきた、流石に貴族家っていうのは働く者も一流か

コース料理なんて学生時代に粋がって友人と入ったちょっと高めのレストラン

以来だ、テーブルマナーなんてできんぞ。


「まあ食べながら話をしようではないか」


「お父様、こちらの方は初めてお見かけしますが」

「ああ、ダテ殿といって男爵だ」


 さして興味もないのか、それ以上突っ込んで来なかった。

 だいたい、上の子が4才、下の子が3才ってところか。


「我々は商人なので食事のマナーなど存じ上げませんが、それでよろしければ」


「気にするヤツはいるが、私は気にしない気兼ねなく食べてくれたまえ」

「ではお言葉に甘えて」


 ミラがいつもと違って行儀良く食べてる、これは真似っ子するか

ミラを真似しながら食事を進める、疲れるぜ上司の家族との食事は。


「カズマはもう屋敷は王都に構えたのか?」

「いえ閣下まだでございます、今はミーナで以前と同じく宿屋暮らしです」


「そうか、ではまだ兵も集めておらんか」

「まだまだ未熟でございますが、中位ダンジョンを踏破できる程度の

パーティメンバーはおります」


「カズマさんたちは私達が襲われた時に助けていただきました」

「帝国兵100人くらいを一瞬で倒されておりましたわ」


「ほう、カリーナの一行を助けた謎の三人組とはカズマたちであったか」


 誰が謎の三人組だよ、姫様を追っていたのはやはり正規の兵士だったか

道理でまともな装備だった訳だ。


「いえ丁度、街道にでた所で馬車が襲われている所に遭遇しただけで

ございます」


「謙遜するな、三人で百人相手を瞬殺可能なら戦力になる」


 それからギブン一家と必要最低限の会話をしながら食事に集中する。


 集中しながら食べないと、会話しながらテーブルマナーを維持するのは

レベル60の敵と戦うより難しい、ミラは何気に楽勝の様子だが

ビアンカは俺と一緒でかなり緊張してるな、いい気味だ。


 食事も終わり、お子様二人はお付きのメイドさんに連れられていなくなった


「カズマ白鴎便の知らせによれば明日にはハイムもカナンに到着する

二人に補給部隊の指揮を任せるので期待に答えてくれ」


 お子様がいなくなったと思ったらいきなり戦争の話を降ってきやがった

仕方ない、なんか成り行きで参戦する事になったが問題ないだろう。


「私のような者に補給部隊を任せてよろしいのですか?」

「気にするな、ハイムがいれば補給物資の方はなんとかなるだろう」


「私は王都を先発した弟の軍の事や、諸侯の集結状態を確認せねばな」


 白鴎便ってなんだ、あと弟の軍っていうのはどの程度なんだ、これは情報収集

しないといかんな、ダンジョンにチャレンジしている間にいろいろ動きが

あったようだ。


 それからギブン公爵軍の予定陣容を聞き、本日はお開きとなった。


 城の出口までは兵士が案内してくれたので、城から出て宿に向かう。


「ご主人、なんか疲れました」

「ミラはちゃんと食事してたじゃないか、よくできてたぞ」


「食事はもっと元気よくしたいです、どうもマナー重視の食事は味が落ちます」

「俺なんて何を食べてるのかもわからなかったぞ」


 ミラと道を確認しながら宿に戻る、途中で二度ほど、宿への道を聞いたが

有名な宿らしく簡単にわかった、さすが一部屋小金貨4枚だぜ


「お姉ちゃんただいまです」

「シャルはもう良くなったか」


「ご主人様おかえりなさい、ミラと一緒だったんですね」

「兄様おかえり」


「シャルは先程食事をして寝ました、食欲はあったので明日には体調も

戻ると思います」


「そうか良かったな、みんなは食事はちゃんと食べたのか?」

「はい、先程シャルと一緒に食べました」


 シャルの体調が戻るのならみんなも問題ないだろう。


「俺は最近の情勢に関して情報を集めてくるから、みんなは先に休んでいてくれ」

「かしこまりました」


 宿を出て、帰り際にみかけた酒場に入る、やはり酒場で聞くのが一番早い。


 酒場に入ってカウンターが空いているのを確認してから注文する。


「高めの飲みやすい酒をもらえるか」


 店員がウイスキーを出してきた、色が琥珀色ではないが味は悪くない

これで一杯、小金貨2枚か高いな、酒が高く売れるはずだ。


 ある程度時間が経ったので情報収集開始だ、二杯目の注文時に金貨2枚

を渡したら、バーテンダーが寄ってきた、話のわかる奴だ。


「悪いが、今回の戦に参加する者だが今回の騒動について教えてくれるか?」


 最初はちょっと渋っていたが、さらに金貨1枚を渡すといろいろ語ってくれた。


 内容は閣下の弟というのは第二王子で王太子らしく、ギブン公が第一王子

らしいが、母が下級貴族の為にギブン公爵となったらしいが器量が良く

王太子の方が評判が悪く、今回の戦争で手柄を上げ諸侯に対して王太子の

立場を鮮明にする為にすでに集まった者だけ連れて王都を出たらしい。


 軍の規模は一万人程度らしく、北に向けて進軍しているらしい

ギブン公爵は5日前に諸侯に対して招集を呼び掛けたらしいが、こちらも

王太子の軍と同様に日和見貴族が多く、なかなか軍の編成が進まないようだ。


 それに今回は公国への援軍出兵かと思ったが、王国北部に進軍してきた

帝国に対する援軍だそうだ。


 国王が病気という噂はかなり確信的な情報のようで、これが今回の王国領へ

の進行のきっかけになったらしい。


 その他いろいろ聞けたが、あまり俺の相手もできないのだろう

バーテンダーが戻ったので俺も店をでた。


 宿に戻ると受付でサラから伝言があり、読んでみると今日は先に休むので

明日みんなで話したいとある、ミラめ適当に話を作ってなければいいんだが。


 俺も酔いが少し回ってきたので、部屋に戻って着替えるとすぐに横になった。



残高:23億5千万と金貨48枚


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