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音速異世界爆走記  作者: 風間サトシ
第一章
27/81

第二十六話:忘却のダンジョン(2)

どうやら転生者を入れるのは無理そうなので

キーワード欄の異世界転生は削除させていただきました。



 暗い所とはどうにも好きになれません、きっと日の光を体が求めているのかも

知れません。


 どうせ暗いなら進むしかありません、忘却のダンジョンを進みます。


「しかし、暗い所でいきなり魔法攻撃してくるとは敵ながらやるな」


「暗いのは2層までです、早めに行動しましょう」


 シャルがオークから魔石を取り出しながら過去の経験からアドバイスを

してくれる、そういえば魔物を倒しての魔石や素材の回収は数回サラが

やっていたが、それ以降はレベル上げに集中する為にやってなかった。


 高位ダンジョンだし素材も集めるか、冒険者の収入源だしな。


「シャル魔物の解体方法を俺たちにも詳しく教えてくれ」


「カズマさんわかりました、慣れればすぐに解体できるようになります」


 それからオークをお手本に魔石の取り出し方や解体の方法を教わった

かなり面倒だが、完全に解体する訳ではないので確かに慣れればなんとか

なるだ感じだ、ちょっと脳みその部分は引いたが後は大丈夫だ。


 それからオークの上位種らしきグループと5回程戦闘になったが、シャルの

活躍と俺たちの光魔法の攻撃だけでなんとかなった、やはり武器スキルレベル8

というのはかなりのようだ。


「シャル俺も次の層からは攻撃に加わる邪魔になるようだったら言ってくれ」

「カズマさん、畏まりました」


 2層に到着して、今度はオークの上位種に加えて、以前みたシルバーウルフ

のような魔物も来た、ようなというのは俺の鑑定様はまだまだ力をお隠しに

なっているのか人間のように名前がない魔物は種族しか表示されないのだ。


 この辺は冒険者として名を馳せてきたシャルの知識だよりである

いちいち所持スキルを確認していては怪我してしまう。


「ミラ、そっちへ狼が行ったぞ」

「こっちくるなです、エイ」


 近寄る狼の首を短剣で斬りつける、狼はその場で倒れる。


 普段は弓と魔法だが短剣の腕もなかなか良くなってきている。


「俺も行くぞ、かかってこい」


 人間の言葉は理解できないだろうが、こういう場合気合が大事だ。


 狼を30体程狩り終わると、次は大型のカマキリのだ

シャル先生によるとキラーマンティスと呼ばれているらしい、1メートルも

あるキラーマンティスの群れを切り刻む、どうやら人間と違って多少の傷では

死なないらしい、魔法はみんな光魔法の『ホーリアロー』で統一しているので

ヒルダ以外は武器によるダメージの方が有効のようだ。


「やったです、レベル22です」

「私も11に上がりました」


 ミラとサラとヒルダがレベルがあがったようだ、ヒルダは2つか俺はまだだ。


 2層部分の終わりの所で俺もレベルが上がった、やっとレベル2桁だ。


 3層に進み、明るさも丁度いい感じになってきた。


 それから蛙、大蛇、トカゲと水辺シリーズだろうか?そんなのを倒しながら

どんどん先頭でモンスターの虐殺を続けるシャルに続く。


 シャルはほとんど一閃でかたずけている、いくら武器に慣れていても流石である

俺は刀で攻撃しているが、手を斬ったくらいでは死なないので2回は斬りつけない

と倒しきれない、2回斬りつけて光魔法の一撃というコンボで凌いでいる。


 そうこう魔物を狩っているうちに熊が出てきましたよ、前に北海道で一度見た

ことがあるのでちょっとビビりますが、やらねばなるまい。


「カズマさんアンガーベアは力が強いので気をつけて下さい」

「了解だ」


 弓矢が手や足に刺さってもお構いなく突っ込んで来る、猪突猛進タイプの魔物

らしい、三人が『ホーリボール』を熊さん顔に向けて放つ。


 『ホーリボール』は威力は低いが、大型の敵に対しての威嚇には使い道があり

そうだ、魔法で敵の注意を引き、留めは武器でつける

ヒルダだけはそのまま押し切れそうだが、やはり光魔法縛りは歩が悪い。


「ふう、ざっと20体くらいか、かなり倒したな」

「そうですね、攻撃を受けないように注意しながらなので精神的に疲れました」


 サラが的確に現在のパーティの分析を下す、時間も午後の8時回ってるし

今日はこの辺でいいだろう。


「シャルこの辺で休める場所はあるか?」


「少し先に進んだところにいい場所があります、こちらです」


 シャルについていくと、食堂くらいの適度な大きさの部屋がある。


「ここは安全なのか?」


「いえ、このダンジョンには安全エリアのような物はありませんが」

「では交代で見張りか、仕方ないか」


「いえ、ヒルダの魔法で結界を作り出すことが可能です」

「ヒルダ、そんな事ができるのか?」


「えへへ、兄さまお任せです、天才神官のヒルダに不可能はないんです」


 なんかドヤ顔で天才とか言っているが、結界なんていう物があるなら正直

言ってありがたい、これからもっと相手が強くなりそうだからな。


「光よ我を導け、安住の空間、テンプルム」


 ヒルダが魔法らしきものを発動すると、半径4メートルほどのドームが

できた、どうやらこれが光魔法使いが必須の条件の一つらしい。


「凄いなヒルダ、この中は安全なのか?」

「もちろんです、かなり強力な魔物以外は入ってこれません」


「これなら戦闘中も傷を負っても安心だな」

「兄さま、戦闘中はまず使えません、集中力と時間が必要なので

攻撃される危険がある場所では、まず成功しないのです」


 まあ休めるだけ感謝だな。


「所でさっき呪文みたいな物を唱えていたが、あれが詠唱魔法ってやつか?」

「はい、このように範囲指定などの複雑な魔法は詠唱したほうが安全率が

あがるのです、普段は使いませんが」


「詠唱魔法の方が正確性が増すなら、余裕があるときは詠唱した方がいいのか?」


 待ってましたとばかりにシャルが説明を始める、よほど経験談を語り

たいのだろう。


「カズマさん昔、と言っても200年程前迄は詠唱魔法が基本でしたが

詠唱しなくても攻撃魔法の威力がそれほど落ちないと実証されてからは、詠唱

魔法はほとんど使われなくなりました」


「しかし神殿や一部の人間が今でも使い分けています」


「つまり範囲指定や魔力の加減が必要な場合のみ使うって事でいいのか?」

「だいたいはそうなりますね」


「兄さま、魔法は基本的に自己暗示なので、呪文が廃れた現在では各自、文献

に出てくる魔法を模倣しているにすぎないのです」


「つまり魔法はイメージ次第って事か、呪文も改ざんできる範囲内なら可能と?」


「そうです、無属性魔法がありますが、あれなどは自己の思い通りになるように

言葉を変え、イメージを書き換えて習得するのです」


 イメージか中二病を患った経験のある俺には丁度いいかも知れない

ギ〇スレイブとかいけるか。


「魔力は誰でも持っているので、あとは修練によって習得するだけです」


「ヒルダもシャルみたいに詳しいな、流石に元神官様だな」


「今でも神官なのです」

「そうなのか」


「スキルの授与も思いのままなのです!」


「そうか、やはりスキル授与に使う、あのスクロールはお前たちが勝手に作って

いたのか?」


「勝手じゃありません、一応神官長に認められた者だけに与えらる力です……」

「まあいいだろう、これからはスキル貰い放題なわけだしな」


 そんな能力があったら神殿に囲われて、一生を終えそうだが奴隷に落ちて

運が悪かったのか、良かったのか、安全面でいえば神殿の方がましか。


「ご主人さま、そろそろ食事にしませんか?」

「そうだったな、ミラもよく我慢したなではサラとミラとシャルは用意を頼む」


「「「はい」」」


 テキパキと食事の準備をする三人を横目に俺はテテを出して、その間に

飲み物の用意だ、テテがでてくると、ミミとララと出てきた、こいつらは

大人しく、いつも食べるだけ食べると、満足して倉庫に戻る。


 安全といっても知能が高い相手がいた場合危ないのでお酒も無しとなると

ジュースか、オレンジジュースでいいか、ペットボトルで2本購入して

他にもいくつか購入してする。


「サラ、魔法の鞄にある程度の必需品を入れておいたから持っておいてくれ」


「私がもっていればいいんですか?」

「そうだ、ここはダンジョンの中だ、最悪俺が死ぬこともありえるからな」


 ちょっと戸惑っているが、危機というのはいつ訪れるかわからない

用意しておくにこしたことはないはずだ。


☆☆


 朝と言っても時間的な朝だが時計は一応朝の7時を指しているが、明るさは

夜も昼も変わらない、俺が起きるとみんなもちろんおきてきる昼食をいつ食べ

られるかわからないので、大目に朝食を取る。


 ヒルダのあやしい結界は一応機能していたようだ。


 今日は3層を早々とクリアして4層へ昨日と変わり映えしない魔物を相手に

戦闘をこなす、幾分みんなの光魔法のレベルがあがったのか良い感じだ、

俺も2時間程度でレベルが上がった、やはりレベルの高い敵との戦闘はレベルが

よく上がるもんだな。


「「「食らうのです【ホーリアロー】」」」


 三人ともかなり慣れてきている、たまに水分補給の休憩を挟むだけで

ほとんど休みなしだ、ヒルダも文句一つ言わない。


 結局2時間位戦闘と移動を続けて、小休止を挟んでまたその繰り返しを

午後8時すぎまで続けた。


 『ホーリアロー』は最初にみんなで『ホーリーアロー』とどっちがいいか話し

たが、どちらでもイメージできるということで『ホーリアロー』に決定した。


「ミラ、今日は何体倒したかわらんないです」

「そうだな、素材回収もしなかったから、かなり効率的だったな」


 今日はミラが休みでヒルダも食事当番だ、食事をしながらみんなで話し合う。


「それでみんなレベルはいくつになった?」

「ご主人さま、みんなのレベルがみれるのでは?」


「サラ、あまり仲間のステータスを覗くのは辞めたんだよ、これからはみんな

自己申告してもらおう」


「えへへ、わたしはレベル17です」

「わたしもレベル26でなっちゃいました」

「私もミラと同じく26です」

「わたしはレベル44です」


「みんな順調にあがってるな俺は13だ」


 みんな順調にあがっている、いい事だ。


「兄さまを追い越しちゃいました、ヒルダすごいのです!」


「あ、凄いな、よしよし」


「カズマさん明日からはみんなもっとレベルアップできますよ!」


「5層からはアンデッドですから」

「ミラお化けは苦手です」


「霊体のレイス等はヒルダに任せて、あとはみんなで倒しましょう」


「シャルは武器オンリーか?」

「いえ、明日からは私も光属性の魔法を使いますよ、それなりに使えますので」


 翌日、当分まともな食事は取れないとの事なので大目に食事を取り

2日分程度の食事と栄養剤を各自に持たせて5層に突入した。


 5層は洋画のホラー映画のように周り中アンデッドが徘徊している

匂いがきついので、火系の魔法でおびき寄せて一気に集まった集団を殲滅する。


 これは匂いと連戦の苦痛さえなければ最高の狩場だ、人を殺すのとは違い

ほとんどゲームだ、運が無ければこちらが死ぬがかなりテンポよく狩れた。


 どうやら次の階層にいく手前のポイントはアンデッドの湧きが低いとの

事だが、それでも5分に1体ほど寄って来る、ヒルダの結界はアンデッドを

駆逐してからでないと張れないらしいので、結局俺とサラ、残り3人の

二班に分かれて、睡眠と戦闘を分担だ。


 午後8時から午前1時まで俺たち、切りのいい所で交代して午前6時まで

寝かせてもらった。


 見張りの間だけでも二人で50体は倒しただろう、シャルたちもあわせれば

休んでいる間だけでも100体か、これは確かに普通の冒険者はこないはずだ。


 翌日といっても感覚的だが、とりあえず固形物を取らないとまずいので

カロリーメイトを食べて出発、6層は5層よりさらにレベルが3程度高く30以上だ。


 6層も昨日と同じく音で敵を集めて、大部分を倒した後に寄って来るのを

各個撃破だレベルがあがっている分、生き残りが多く、正確には昇天しなかった

アンデッドが残るのでそれを撃破していく、そして少し前進すると

音に寄せられてまた寄って来る相手に再び攻撃、それでも撃ちもらしたのは

シャルと俺で物理攻撃のコンボだ。


 途中で女性陣がトイレにいくときはかなり焦った。

「兄さま、おしっこしたいです」


「今ヒルダに抜けられるのは痛いな、あと30分くらい我慢できないか?」

「もう耐えられそうにないです」


 涙目のヒルダに訴えかけられると仕方ないので【アクアフラッシュ】の連打で

隙を作り、その間にいってもらった。


 みんな我慢していたらしく、慌ててみんなでトイレ休憩だ


 そんな状態で、敵を屠り続けながら少しずつ前進を繰り返し、7層手前まで到着

食事もそこそこに昨日と同じローテーションで見張りと睡眠を交互に取った。


 敵が攻めてきているのだが、慣れたのか仲間を信用しているのか寝ようと思えば

寝れるもんだ。


 朝食のカロリーメイトをみんなで食べる、最初はチョコレート味が人気あったが

こうアンデッドが続くと、シンプルなフルーツ味がメインになった、みんなとても

酒はもちろん、肉料理も食べられる状態ではない、お米ですら危ないかもしれない。


「9層を突破すれば、アンデッドエリアから解放されるハズです」


「前に来た時はどうだったんだ?」


「一度目は6層の中間あたりで光魔法使いの魔力が切れて、ギリギリで撤退」


「二度目は3パーティでチャンレンジして10層にいるボスにチャレンジ

しましたがアンデッドエリアで5人脱落して、脱落したメンバーが食料管理を

していた事もあり残ったメンバーも疲れが溜まっていたので惨敗でした」


「シャルはよく生きて戻れたな?」


「かなりギリギリの戦いでした、私が魔法の鞄をもってなかったら

たぶん全滅でした」


「それでその時は何人生き残ったんだ?」


「……私を含めて三人です」


 そうきたか、冒険者は脳筋だと思っていたが、高位ダンジョンに挑むんで生存率

15パーセントって所か、ここが廃れる訳だわ、俺が魔力をわけているので

なんとかみんな持っているが、普通なら今日がみんなの命日でもおかしくない。


「10層はアンデッドはいないんだな?」


「はい、モンスターはそれぞれ強いですが、数は少ないです」


「みんな頑張って10層まで行って一度きちんと睡眠をとってから、そのボスと

やらに挑戦するかみんなで考えよう」


「「「「はい」」」」


 翌日7層、もはや耐久力がないのだけが救いだ、できれば極力戦闘無しで

進みたいんだが、人がまったくきていないようでアンデッドだらけなので

下手に足の速い奴が進むと、フォーメーションが崩れる。


 7層をがむしゃらに突き進む、アンデッド層3日目だけあってもはや集めて

さらに集めて、ヒルダがまとめて消滅させる。


「【ルミナカーテン】」


 まるで光の光を浴びて溶けていくようにアンデッドが消滅していく、俺は

すぐにヒルダの魔力を回復させて、この連続コンボを続けていく。


 実に10時間以上の激闘の末、7層突破、今回はヒルダは完全休養で俺一人

見張りで交代で3人だ。


 翌日、すでに体内時計は機能してない、時計なしだと気力が尽きるまで戦う

しかないだうに、この世界の戦闘職は凄いと実感だ。


 8層はレイスのようなのが沢山いるのでヒルダによってくるやつだけ武器を

使い基本は魔法攻撃だ、『ルミナカーテン』で幽体系のモンスターが残ると

激しい戦いになるが、それ以外はなんとかなった、敵のレベルも平均35を

超えるようになっているので気は全く抜けない。

 

「「「「【ホーリアロー】」」」」


 みんなの魔法が炸裂するがヒルダに比べるとかなり弱い、俺もヒルダの魔法が

使えないか試したがどうやらスキルが高くないと使えないらしいので

ペコの魔法でなんとか応戦。


「吹き飛べ【アクアフラッシュ】!」


 殲滅力はヒルダの魔法の2割といった所だ、水攻撃に関してはほとんど効いて

いないようだ、結局ペコの魔法と光魔法を連続で撃ち込みつつ

抜刀して斬りつけるという戦闘スタイルに落ち着いた。


 シャルは霊体の敵には光魔法でそれ以外はハルバードで薙ぎ払っている。


 8層突破するとすぐヒルダはお菓子だけ食べて睡眠、今日は一人ではきついので

まるで受験の追い込みを思わせる、ウトウト状態でヒルダ以外は戦闘しながら休息

という、かなり危ない方法でヒルダの回復を待つ。


「ヒルダは大丈夫か?」

「なんとか明日一杯くらいはもつでしょう?レベルもあがっているようですし」


「そうだな、サラとミラは持ちそうか?」

「ご主人さま、持たなくなったら死ぬだけです、戦うしかありません」


「そうだな、とりあえず俺とシャルで寄ってくる奴は倒すから

できるだけ体を休めてくれ」


 結局5分程度何回かウトウトしたが、戦闘は続き合計200体以上撃退した所で

ヒルダが復活、9層に向かう、ヒルダの『ルミナカーテン』は威力を発揮したが

疲れがかなりあるようで連続使用ができない、よく寝れなかったんだろう。


 10時間程進んだ所で3メートル程あるアンデッドが10体ほど出てきた。


 どうやらシャルは前に来た時の借りがあるらしく果敢に挑んだが押され気味だ。


 ヒルダは後、数発しか魔法を撃てまい、これがシャルの言っていたヒーラーが

潰れた状態というやつだろう、この状況では全滅しても仕方ない。

 

 体力を消耗するから使いたくなかったが『時間操作』を使うしかあるまい


「みんなこれから時魔法を使う、体力を使うからヒルダは魔法を一回だけ」


「他のみんなも、進むことを第一に考えて行動してくれ」


 敵の集団に向けて【アクアフラッシュ】で牽制を入れて


「みんな俺に一旦つかまれ、……【加速、30倍、5分】」


 久々に使ったが敵の動きがまる見えだ、刀で斬撃を加え、シャルが先頭で

みんな加速しながら走る、俺が殿だ、見える敵に『アクアフラッシュ』を

入れながら効果が切れたら再び集まって、掛けなおしだ。


 時間的には20分程度だが加速しているのでかなり進んだようで10層への

入口が見えた、何も考えず三人が滑り込む、シャルは少し考えていたが

みんないったのでは進むしかない、俺も続いて10層についた。


 10層について、3人はそのままダウン、俺とシャルで寄ってきたオーガの

ようなモンスターを4体倒した、レベルは45以上だ、どうやら後続は

いないようなので先にシャルを休ませて、俺が見張りだ。


 この状態でボスに突っ込むってどんな神経しているのだろうか?



残金:23億3千9百万と金貨93枚


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