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滅鬼  作者: Hideki
学園生活と家業 弐
3/7

見習い厄祓い師の夜

僧坊内でドラ吉からの教育が始まる。





 太古の時代よりこの本に記された魑魅魍魎達は、お前ら人間を恐怖に陥れていた。


 姿形は様々だが、共通して言えるのはコイツら悪妖は人間の血肉を喰らい力をつけやがる。

まあ、中にはオレ様みたいに人間の味方をする善妖ってのも居るがそれはごく少数にとどまる。


 それで、悪妖ってのは次第に厄と呼ばれ災いをもたらす存在になっていくんだ。

直接暴力を奮い、人を幻術で惑わせたり、感情を支配して操ったりしてな、最後は魂ごと肉体を喰らい人間を殺めていく。


 こんな悪さをする奴らから人間を守るのが、日本各地で在籍する厄祓い師の仕事だ。

厄となった妖魔たちを身に付けた術や技で祓い除け、最後は成仏させていく。


 ケン坊、お前もまだ見習いではあるが、親父さんとお袋さんから素質が有ると認められて厄祓い師になっている。

他の器用な厄祓い師と違って術や技が上手く使えない力任せな戦い方をするがな。




 だけど、お前には最強と呼ばれた鬼の力が宿っているんだ。




   ──その鬼の名は滅鬼──




 

 かつて数多くの人間を厄となった魑魅魍魎から守り、人々の神となった伝説の鬼だ。


滅鬼


それは、橘健也に宿りし大いなる力


地獄の鬼が伝説の守り神となった名前




「その話は何回も何十回も、聞いてるぜドラ吉。俺が普通の人間じゃないってこともな」


文机の上で肩肘をついており、明らかにその話は聞き飽きたぜっ、てな様子で話を聞いていた健也である。


「いつものオープニングシーンみたいなもんだ。これを言っておかないと、置いてけぼりになる人間がいるからな」


ドラ吉は犬歯を片方だけ出してニヤリとドヤ顔で笑うのであった。


「それでだケン坊、届いた矢文の厄について話すぜ。今夜、オレ様らが祓わればならない厄の名は悪紫霊狐(あしれいこ)って名前の野郎だ。コイツは人間に呼び出されて調子に乗った低級狐の厄」


「狐の厄か、確かに学校の現場じゃ誰かがコックリさんやった跡があったぜ」


「ようし、出現場所が分かっているなら後は楽勝だ。ママさんの作った晩ゴハンを食べてから、厄祓いに行くぞっ!」


扉越しに漂う焼いた柳葉魚の香り、隣の居間付近から美味しそうに薫る匂いに誘われてドラ吉は僧坊から出て行ってしまうのだ。

普段は二足歩行で行動するが、食事時間となると猫本来の行動となり四つ足走行で勢いよく走り出す。


「もう、一時間はたったか。親父も帰ってくるから俺も行くとすっか」


僧坊から健也も出て行くのであった。


健也が居間に移動すると既に家族皆が揃っていた。

畳の上に敷かれた座布団に黒塗りの食事用机が、横へ一列に四膳並べられている。


「お~おっ健也、今夜は厄祓い日だったな」


並べられた膳の右端の席に視線を向けると、その席には父親である橘慶次が座禅を組んで座っていた。

父親の橘慶次は、職業:獄門寺の住職であり橘家代表の厄祓い師でもある。


頭は五厘刈りで耳から近い部分に剃り込みを入れており眉は線のように細く整え、目の部分はうっすらと瞳が見える悪羅悪羅系色付き眼鏡を掛けた容姿。

所謂、見た目が滅茶苦茶厳ついちょい悪オヤジなお坊さんだ。



「親父、帰ってきてたのかよ」


「ああそうだ。今日は霊園で納骨の仕事があってだな、日が暮れてから帰ったぜ」



そう真面目な仕事ぶりを話す橘健也の父親も、昔はかなりの不良少年で有名であった。


十代中盤の頃は実家の厳しい厳しいお寺生活に反発し、高校生時代は『王真賀爆走愚連隊・仏恥義理阿修羅』なる暴走族の頭をしていた位だ。

ふとしたことから、お寺家業と厄祓い師としての使命に目覚め、愛する女性(ひと)を見つけ結婚し子をもうけてから現在の住職と言う地位に至る。


昔から橘慶次の事を知る、知人・友人たちは、昔は血気盛んだったが今は慶次の事を王真賀市に必要な住職さんとして慕っている。


実は息子の橘健也には、自分の生まれた経緯について余り聞かしてはいない。

健也がたまに親子の団欒で尋ねてみても、時が来たらすべて話すと言われるだけで話を流されるからだ。


そもそも、こんな不良中年オヤジみたいな坊さんに何故、自分の母親が惚れてしまったのかが時折、不思議でならないからである。


「さあ皆、晩ご飯の時間ですよ」


母親の瑞希が最後に席へ着くと父親の慶次が、食事の音頭を取ってゆく。


「命ある全ての生き物に感謝し合掌、いただきます」


「いただきます」


橘家の食卓には独自の約束事があった。

独自の約束事とは、一日一回は必ず家族揃って食事を摂ると言うルールがある。


この事については、厄祓い師の仕事が大きく関係している。

厄祓い師が悪妖となった厄と戦う事は即ち、命の保証がなく何時、死んでしまうか分からないからだ。



「こらっドラ吉っ!テメェなにしれっと、俺からシシャモパクろうとしてんだよ!」


健也は隣の席から静かに伸びてくる猫の前足を箸でバシッと叩いて払いのけていた。


「イタっ!お前が煮物しか食べてないから、要らないのかと思って食べてやろうと思ったんだ」


実は夕食が始まってからドラ吉は健也がどの順番で、おかずを食べるのかを観察している。


「お行儀が悪いわよ、健ちゃん」


瑞希は母親らしく箸の使い方を健也に注意する。



「まあまあ、落ち着け二人とも、柳葉魚が争いの原因なら俺が食べてやる」


慶次は争いごとの原因は柳葉魚に有りと決めて、健也とドラ吉の分をかっさらっていく。


「あぁっ!?」


声を揃えて慶次の取った行動に驚きを示す二人。


「オッさん、オレ様のシシャモを盗りやがったな!」


先に怒ったドラ吉が慶次を前足で引っ掻こうと跳び掛かるが、手で防御され捕まれてしまい禅を組んだ足下へと型を決められてしまう。

必殺!対猫用足固めと命名されたこの技の効果は


「ギャアアアアッ!トンでもねぇ足の臭さだーっ!?」


と猫に足裏の臭いを嗅がせて戦意を損失させる技である。


「はっはっはっ、ドラ吉よ自分からモフられに来るとは、まだまだ可愛いとこがあるじゃねえか」


父親の猫捌きならぬ猫又捌きを間近で見た健也は、まだまだ侮れない親父だと認識する。

寺院内の橘家の食卓は、毎晩このような形で和気藹々と囲まれるのだ。


皆が食事を終えようとする頃、居間の壁に貼られた振り子時計の鐘の音が鳴り響いた。


時計の指す針は十九時三十分。


「準備の時間が来たな、ケン坊」


「ぼちぼちと準備すっか」


ゴゥン!ゴゥン!と鳴り響く鐘の音は、健也とドラ吉に知らせる合図であった。


「お父さんとお母さんは道具を用意するから、健ちゃんは着替えてらっしゃい」


瑞希は先に立ち上がり、居間から去り別室へと移動する。


「わかったよ母ちゃん、俺は法衣に着替えてくるよ」


あとに続いて健也も立ち上がり、自分の部屋(僧坊)へ歩んでいく。

健也が僧坊へ着くと、焦げ茶色になった古箪笥の中から黒と白い生地で造られた衣服を取り出した。


動き易さを重視した白い武道用道衣を下に着て、その上から魔除けの意味がある黒の法衣を掛ける。

黒い法衣はこのままだと動く度に袖が邪魔をしてしまうので、白生地の襷で肩から背中に向け[X]印の結びをつけていく。


「よしっ、準備できたぜ」


準備が整う健也が僧坊から出て行き、万丈の玄関まで向かい下駄箱から革製の黒い長靴を手に取り、それを両足に履いた所でドラ吉と両親がやってきた。

ドラ吉は唐草模様の風呂敷を背負っており、これは健也の厄祓いに同行する事を意味する。


「健也、退魔用の数珠だ受け取りな」


「お母さんからは、滅鬼棒を渡します。あと、ドラちゃんの風呂敷に鬼の面を入れてるからね」


健也の両親はそう言いながら、数珠と紫布地の長袋を授けていた。

授かる二種類の獲物。

数珠の方は、法事の時に見る当たり障りの無い物で有るが、数珠を繋ぐ紐は白虎の毛を使った特製品である。

もう一本の獲物、紫布地の長袋は中身が分からない様に施されていた。


そんな得体の知れない長袋の中には、橘家の寺院内に納められる武器が隠されている。

健也は二つの武器を手に取り


「じゃあ、厄祓いに行ってくるよ」


と言ってから両親に頭を下げて礼をした。


「気をつけてね、健ちゃん。ドラちゃんもしっかり補助を頼むわね。あっ、そうだわ二人に打火をしないと」


瑞希は火打ち石を手に取り、健也とドラ吉の二人に火花を打ち出した。


「あっしに任せといて下さい。おいケン坊っ、厄祓い開始だ!」







こうして健也とドラ吉の厄祓いが始まる。

向かう先は、夜になった王真賀高校。

人に災いを齎さんとする厄を祓いに・・・・・・。


三日月が輝く雲のない夜空。

輝く月に負けぬよう空の星々も輝く美しい風景では有るが、そんな夜は魑魅魍魎にとって適した日でもある。


【王真賀高校の校舎内・職員当直室】


夜の学校に一人の教師が当直業務に当たっていた。

その教師の名は山下先生、橘健也が通う1年C組の担任教師だ。

時刻は午後八時を迎え、山下先生は当直室から出て校舎内の見回りをしていた。


「ふうーっ、居残った生徒は居ないかな~っ」


薄蒲色の灯りを発する懐中電灯片手に暗くなった校舎を歩むその姿は、どことなく不安に駆られている。

不安となる要素は最近、オカルト研究会と新聞部に所属する生徒が起こした1年B組の教室が原因だった。


「可愛い教え子たちの為とはいえ、普通に考えて怖いよな~っ。口寄せ式コックリさんだなんて、一体どこの誰が広めたんだよ全く」


か弱い灯りの懐中電灯で歩く廊下の足下を照らしながら、なるべく教室の事を考えないようにしようとする山下先生。


「──ひぃっ!?」


何か異変に気がついた山下先生は、歩く足を止め懐中電灯を廊下の壁側へ向けていく。

どうやら紅く不気味に輝いた瞳のような物を発見したらしい。


「なっなんだ、消火栓の灯りか」


自分を驚かせていたのは、廊下に設置された消火栓の表示灯であった。


人間は噂話や怪談を聞いて潜在的な恐怖心を持つと、その状況に置かれた時に他愛もない事で恐怖を感じてしまう。

山下先生が一安心した所で、見回り業務が再開される。


校舎内の階段を上がり、三階に着いた。

王真賀高校の三階は主に三年生が使う教室が廊下に並んでいる。



「三階は異常ないな、むむっ!」



三階廊下の窓際を見ると、下の階の教室から怪しい光が発されていた。

と同時に呻き声のような物音も聞こえてくる。



『おおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお』


震えながら発される獣声。

その声は一階から三階にかけて鳴き響いてゆく。


「まっまっまさか、あっあっあの教室から聞こえてるのか?」


呻き声は山下先生の額に大量の汗を噴かせていた。




おおおおおおおおおおおぉぉぉぉ

おおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお

おおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ

おおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお

おおおおおおおおおおおぉぉぉぉおおお

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお


おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ

おおおおお 血肉を喰らわせろっ!!


下の階へ降りる度、次第に大きく聞こえる呻き声。

恐いと頭で分かっていても身体が進んでしまう人の性。


恐怖心はやがて興味本意へ変わり人を危険へと導くモノ。


廊下中に木霊する呻き声へと誘われ、山下先生は1年B組の教室前へと来ていた。


【1年B組の教室前】



誰も居ない筈の教室から発する青紫色をした不気味な灯火と同時に聞こえる呻き声。

割れた教室の窓からは人肌程度の温い微風が静かに吹いている。

昼間とは明らかに違う異様なこの光景。


「……うっん」


一呼吸吐いて飲み込む唾に粘りがあり、息苦しさが増していく自分の身体。

行くな、行くな、と脳内に言い聞かしてはいるが自ら歩んでしまう。

それは、自分の教員と云う仕事柄が生んだ正義感と畏怖なる物への好奇心。


あああ、この荒れた教室に入ればどうなるのだろう…そう内なる恐怖へと戸惑いながらも気が付けば扉に手を掛けていた。


立ち入り禁止の線が貼られていても、抑えられない好奇心。

自分で生徒達に入るなと言っておきながらも、抑えられない好奇心。

生汗握るその指に力を込めて、勢いよく開けてしまう一人の男性教員・・・・・・。



「だっだれだっ! こんな遅くまで遊んでいる生徒はっ!」


やってしまったと心で思いながらも、自分のした行動に教師としての正義感で注意をする。

だが、教室内には人の姿など無かった。


「はぁはぁ……誰も居ないのか?」


中を見渡すと確かに人影らしきものは無い。

変わりで目に映るのは、青紫色に光る文字と絵。


「しかし、この鳥居の絵と凶の文字はタチが悪いよな」


と教室内に入り鳥居の絵に触れると











『貴様の血肉を喰わせろっ!』


鳥居の絵の中から狐の魍魎が姿を現した。


「ギィヤアアアアアアアッッ!!」


現れたこの世の者では無い化け物の姿を間近で見てしまった山下先生は、腹の底から出した事のない叫び声を上げていた。

居る筈の無い物を見てしまい、尻餅ついて這いずり回る事しか出来なくなってしまった。



『貴様かっ!我が魂を呼び起こした人間は?』


恐怖で這いずり回る人間に声を掛ける魍魎は、姿が縦斜めに酷く尖らせた赤い瞳に大きく裂けた口を持ち、どす黒く腐敗させた狐の身体を持っている。

その身全体に妖しく蠢く青紫の炎を纏い、裂けた口元から涎を垂らしながら野太い男の声で語りかけていく。


『下等な人間の分際で、妖弧となった儂を呼び出すとは小癪な奴め』


「ヒィイイッ、お助け・・・お助けを・・・・・・」


『我が魂の餌として貴様の血肉を喰らってやる!』


教室全体に響き渡る野太い男の声は魍魎となった狐から発され、声の振動で空間が揺れるのであった。

這いずりながら逃げ惑う山下先生は、教室西の壁際まで来るのがやっとであった。


『良い表情だ。儂は人間が恐怖する顔を見ながら食すのが堪らなく好きでな、涙を浮かべながら命乞いする者に噛み付くのが最大の楽しみである。

貴様はどのような味かな?』


「くっ来るなーーっ!」


裂けた口を開け牙を剥き出しにし近付いてくる魍魎に対し山下先生は、無我夢中になって両手で振り払おうとした。


ぶんぶんっ、ぶんぶんっ、まるで小さな子どもがやる喧嘩のような手振りで腕を振るう。


すると狐の魍魎は

『ぐくぅーっ、きっ貴様っ、なぜ塩を持っておるのだ?』

と我が身に降り懸かった白い塩に驚きを示す。

魍魎の身に懸かった塩は白き白煙を上げ、化け物の事を苦しめだしたのだ。


「しっ……塩……?」


山下先生は魍魎の言葉を聞いて夕方の出来事を思い出していく。



『先生、それなら大丈夫ッスよ。俺、家が寺なんでこんくらいなら簡単に祓えます』


それは掃除時間の時に受け持つクラスの生徒が、言っていた言葉であった。




「この塩は橘が置いてくれてたのか…」


自分の生徒が、置いておいてくれた円錐形に盛られた塩の柱。

あの時、自分は安全の為とは言え、橘健也と言う生徒の言葉を信じてやれなかった事が今になって悔やまれる。

それは自分の命が助からないからではない、あの時に彼の言う事を軽くあしらってしまった自分に悔やむのであった。



「橘、お前を信じてやれなくてごめんな……。お前がしていた事は間違って無かったんだ……」


山下先生は、頬に涙を流しながら静かに瞳を閉じるのであった。


『人間風情が、無駄な抵抗をしよってからにっ!。潔く儂に喰われろっ!』


牙を剥き出しにした魍魎は、山下先生の首元を目掛け噛み付こうとしていく。


鋭利に尖った狐の牙が、先生の首元へ刺さろうとした瞬間の事であった。


『ジャキンッ』


刀で打ち合う時に発される金属音が鳴り響き、噛み付こうとした狐の牙は粉々に砕けてしまう。


「ちょっと待ちな、厄狐」


狐の魍魎が、噛み付いたのは紫色の布でできた長袋であった。

その噛み付いた長袋の柄を持つのは、一人の少年の姿。

少年は、鋭い眼孔を魍魎へと向けていた。



『ぬぐぅぅぅうううっ!小僧っ、何者じゃ!』


狐は折れた歯をこぼしながら少年に言った。



「よう悪紫霊狐、この小僧の名は橘健也。お前さんらが、大嫌いな厄祓い師のガキだぜ」


少年の後ろに座る人語話す二又の尾を持つ猫がそう言った。


『厄祓い師だと!この小僧がか?、笑わせるなっ!』


魍魎は少年の姿を見て嘲笑っていく。

貫禄もなく、十代そこいらの子どもに何が出来るのかと思っていたからだ。


「嘗められているぜケン坊、どうする?」


「仕方ないだろうな。俺、まだ見習いだし」


「じゃあ、奴さんと戦う前によ、オレ様はこの野郎を片付けるな」


「わかった、先生の事は頼むぜドラ吉」


そう自分の教え子と人語を話す猫を見た山下先生は


「たったっ橘っ、お前っどうして学校に!?。それと、なんで猫が喋るんだっ?」と当たり前の反応で解答するのであった。

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