2:召喚
名前を書いた瞬間何が起こったかわからなかった。
目の前から光が現れたかと思うと次の瞬間、学校掲示板前に立っていたはずがだだっ広い白い世界に立っていた。
龍「何処だ、ここ?」
白うさ「ここはじゃな。」と後ろの方から声がしたので振り返ってみるとそこにはボーリングの球くらいの丸い白いウサギがいた。
白うさ「召喚の書類に名前を書いた人が異世界に行く前にここでいろいろと教わる場所。そして異世界のことについて教えるのが私白うさぎです。以上OK?」
龍「おーけー、おーけー、んじゃ長ったるい話は嫌いなんで俺の質問にだけ答えてくれ。」
白うさ「無礼なやつじゃな。会って初対面の人に向かってため口か。この先が思いやられる。はあ・・・、まあいいじゃろう、おぬしの人生じゃ、私も長いのは嫌なんで質問だけ答えて差し上げようじゃないか。」
龍「俺からの質問は3つだ。1つ目、なぜ俺が召喚されたかだ。」
白うさ「それは、さっき読んだ書類の文面どおりじゃ。おぬしには召喚されるだけの資格があったからじゃ。」
龍「俺の影のことか?」
白うさ「そのとおり、おぬしのその影を操る能力が異世界にくるための資格じゃ。」
龍「つまり、俺みたいな特異な体質のやつが呼ばれるってことか?」
白うさ「お察しのとおりじゃ。」
龍「なるほど。んじゃ、2つ目、俺が行く異世界の内容を簡単に説明してくれ。」
白うさ「おぬしの行く異世界の名は共有大地という場所じゃ。そこにはおぬしらの世界でいうゲームというのに出てくる。ドラゴンなどいろんな種族がいたり。ギルドを作ったり、入ったりして金を稼いだりして異世界を満喫するんじゃ。これが大まかな説明じゃ。よろしいか?」
龍「・・・、わかった。それじゃあ、最後の質問だ!その世界はおもしろいか?」
白うさ「当たり前じゃ。断言しよう。おもしろいと。」
龍はにやりと笑った。
龍「ありがとよ。白うさ、これからリンクガイアで派手に暴れてくるわ!」
白うさ「質問に答えたかいがあったわい。それじゃ、がんばってくるんじゃ!」と言った瞬間、龍の身体から光の粒子が出てきた。
龍「もう一度、礼を言っとくわ。ありがとよ。神様。それじゃあ。」
龍の身体は光の粒子とともに消えた。
白うさ「あやつ、わしの正体に気づいておったな。おもしろいやつじゃ。狂月 龍。」とにやりと笑った。




