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第2章:悪党:1:設立

毎回この小説を読んでくださっている方々とてもありがとうございます

受付カウンターにて

係〔あの三人大丈夫でしょうか。魔王にたった三人で挑むなんて無謀なことをよくする。〕と心配しながら仕事を続ける。


魔王城 地下室にて

そんな受付係の心配を露知らず。龍達座りながらいろいろとイアと話していた。現在地についてや魔王の誕生の仕方、ギルドについて聞いた。

龍「つまり三つの項目についてまとめるとこんな感じか?」

・現在地:今俺達がいた町はこの世界に転生した者達が集まる場所「ギナービ」そこを中心に魔王城を北とした場合、南には海が広がり、西には盗賊退治しに行った森がありそこを抜けるとまた海、魔王城の北も海、で東には剣山、武器がそこら中に突き刺さっている山がある。その山を越えると次の町に着くこと。

・魔王の誕生の仕方:この世界には多くの魔王城がある。その数だけ魔王がいる。そしてそこを住処としている魔王が死ぬと、人間などに対して憎悪が大きい魔物が魔王として新たな力と知識を得て転生する。魔王城はその魔王自身をモチーフにした形へと変わる。また魔王が自分で変えることができること。

・ギルド:この世界には大きく分けて三つの種類のギルドがある。

善ギルド、中立ギルド、悪ギルドの三つである。善ギルドはギルド本部の公認ギルドでギルド本部からほとんどのクエストが回ってくる。メンバーが10人になるとギルド本部から支援で自分達のギルド(建物)を作ってもらえる。ギルドの言うことは絶対ということ。中立ギルドも一応ギルド本部の公認したギルドであるがクエストは善ギルドがやらないようなクエストが回ってくる。自分達のギルド(建物)は自分達でつくる。悪ギルドはギルド本部非公認のギルド山賊など悪党が勝手に作ったギルドクエストは回って来ず、略奪などを行うなどetc。

龍「ってところか」

イア「うん」

優火「じゃあ今僕達は善ギルドってことですよね」

イア「そーなるわ。まあギルド本部へ申請すれば善から中立、中立から善にはなれるわ。」

龍「じゃあ町に戻って中立ギルドになるか」

イア「私に拒否権はないから文句は言わないけど中立はメリットが善より少ないわよ」

龍「その方か面白いし、縛られるのは好きじゃないからな」

イア「でもギルド(建物)はどうすんの?」

龍「えっ、これだけど」とイアがこの質問をしてきたことに戸惑いつつも床を指で指しながら答える。

イア「は?」

D「そういうことか」と笑いを噛み殺しながらイアをニヤニヤと見る。

優火「え、なんですか?」

龍「いやだからさあ、ここだここ、この魔王城だ」

イア「は?マジ?」

龍「大マジだ」

D「面白すぎだろ」

優火「・・・」あり得なさすぎて口を半開きにして唖然としている。

龍「とういことでギルド本部で中立ギルド申請をしに行くぞ」

イア「私はどうすんの、ギルドには行けないわよ。討伐対象なんだし」

龍「俺達三人でギルドにはいくし。ここに残ってくれ。頼みたいこともあるし」

イア「頼みたいこと?」

龍「ああ、この魔王城を俺が頼む形にしてくれ」

イア「えー」と嫌々ながらも龍の話を二人に聞こえないようにひそひそと話した。

その後魔王城を離れギナービに向かった。

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