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非武装少女クララちゃん

非武装少女クララちゃん3

作者: 小林晴幸

 



 私はクララ。

 いつか悪として起つ使命を持つ女の子。

 ただし生まれがオカピ。

 主な天敵は、豹……。


 今のところ逃げ脚と慎重さのみで生き延びている。

 そんな私も、そろそろ生まれてから1年が経とうとしていた。



 生まれて半年と経たずに父を亡くし、野生の掟の厳しさに遠い目をしたあの日。

 まさかその5日後に母まで亡くすとは……弱いな、オカピ。

 状況から推測してどうも豹に狩られたっぽいが、現場を見ていないので正確なところは何とも言えない。

 しかし人の姿もまばらどころか確実に皆無だと断言できる土地柄だ。

 少なくともハンターに殺られたわけではなさそう。

 その場に居合わせていたら十中八九私も殺られていただろう。

 むしろオカピとして野生暮らしに対する経験の少ない私の方が、母よりも生存率は低かったはず。

 しかし狩られたのは私ではなく、母の方。

 オカピ生の先達であり、私よりも危機回避に長けていた筈の、母。

 生き残るには母の方が巧みだっただろうに……。

 不条理は、いつも突然にやってくる。

 私は母からオカピとして生き残る術を全て伝授される前に、こうして私は早過ぎる独り立ちを迎えた……。


 思いがけないスリルが隣り合わせる生活。

 それが、野生暮らし。

 遙かに雄大な大自然は、今日も私に試練を課している。

 こうして、ほら……

 その辺を歩いているだけでも、簡単に……自然界のトラップが。


 今回、トラップ(それ)にはまったのは私じゃないけどな。

 良かった、私じゃなくって。

 


「うあぁぁあああああっかあさん! かあぁさぁぁあぁあああああんっ!!」


 一般にこういった声を悲痛と表現するのだろうな、と。

 通りすがりにそんな感想を抱いた。

 しかし近づくべきか否か躊躇うのは情の為ではない。

 己のリスクと打算を計算して、私は現場に近づくか否か決めかねていた。


 そこは森林の間に突然現れた裂け目、といえるだろうか。

 私が暮らす大森林は広く緑が地上を埋め尽くしている。

 しかし地形は平坦なばかりではなく、突然緑が途切れる場所もある。

 ここは、そんなひとつ。

 森の中にうっそりと存在する、谷間の上。

 まあつまりは崖の上という訳なのだ。

 私は木々の間から、崖っぷちで全身から感情を絞り出すようにして嘆く幼子を見ている。


 豹の、子を。


 発見した瞬間に思ったことは、たった1つ。

 ――うわぁ豹だよ。超やべぇよ。

 いやでも相手子供だしな?

 どうする? 今なら私の方が体格に勝るが……今ここで、後顧の憂い絶っとくか?


 まあつまりは、なんだ。

 怯える相手が野の獣かと思うと、悪の後継者としては情けないことこの上ない。

 この上ない、が……それがオカピの生態なのだから致し方なし。

 この生まれが悪いんだ、全部。

 私の父も母も豹に殺された。

 状況証拠すらも揃わない推測だ。証拠はない。

 でも外れてはいないだろう。

 確か私が生まれた近辺は、めっちゃでっかい豹の縄張りだったしな。

 規格外の豹で、これまためちゃくちゃ広い縄張りを持っているんだ。

 確かこの辺も、その縄張りの一画だったはず。

 父も母も殺されたんだ、私が殺されない保証はない。

 食うか食われるか、殺るか殺られるかの大自然。

 野生の掟はシビアな分、私だってシビアに徹さねばこっちが死んでしまう。


 先々を見据えると確実に私を狙う敵のひとつとなるであろう、豹の子。

 ここは接近という危険を冒してでも、オカピといえどこの身で何とか出来るうちに始末しとくか悩んでいる訳だ。

 折よく、相手も崖っぷちにいるし。

 抵抗されたらと思うとオカピの身体じゃ不安が残る。

 けど上手く蹴り落とせば、後は大自然の培った雄大な地形が半自動的にTHE END……悩む。悩むぜ、畜生。

 ここで生かしておけば、後々で襲われるのは私だしなぁ。

 だけど近場に仲間がいないとも限らない。

 何しろ相手は子供。

 普通、あの年頃のガキだったら、なあ……?

 だが豹の子が叫んでいる内容を判断するに、たぶん大丈夫なんじゃないかとも思う訳で。

 さて、どうしたものか。


 私は警戒を決して解かず、そろそろと豹の子に近寄った。

 結局近づくことにした私を馬鹿だと嗤うだろうか?

 君子危うきに近寄らずともいう。

 しかし周囲を見る余裕さえなく子豹がいっぴき。

 いざとなれば逃げられるだろうとの判断から出たGOサインだ。

 あんなお乳を吸ってる年頃の子だし。

 よちよち歩きで私の足に追いつけるとも思えない。

 親が出てきたらその時はその時だ。逃げよう。

 あんなちっちぇガキが側にいたんじゃ、わざわざ全力で私を追うこともするまいよ。


 そうして忍び寄った、豹の子の隣。

 まずは推測した状況が正解かどうかの確認をしようかと、私は横目に崖の下を確認した。


 案の定。


 ――あれ、この近隣一体を縄張りにしてる大豹じゃん。

 げ、セグロ夫婦もいやがる……。


 崖の下には、無残な姿を曝す成豹が転がっていた。

 落石に押し潰され、共に転がる2匹のセグロジャッカルと鹿っぽい何かの屍。

 こうして見ても、明らかに全員御臨終済みのようだ。

 推測するに、餌の取り合いか何かで諸共に崖から落ちてしまったのだろう。馬鹿め。

 子育ての時期は、餌の取り合いが逼迫するからなぁ。


 しかし。

 よくよく見てみると。

 私の脅威No.1と、それと同じくらいに危険だったセグロ夫婦の死。

 あのセグロジャッカルは、この辺でも広い縄張りを持つ群れのトップだった。

 ……だが全く喜べない。

 私の脅威が減った?

 馬鹿な、むしろ逆だ。

 注意すべき相手がある程度限定されていれば、その相手にのみ注意を払えば良い。

 具体的にいってしまえば、行動パターンを把握さえしてしまえば危険も少なく済むというもの。

 だけどそれが死んだ。

 それも地域のカースト上位を支配していたような圧倒的強者が。

 ジャッカルの群れとて、群れの求心力であったカリスマリーダーが死んだとなれば……群れの存続も怪しくなってくる。

 ……これは、荒れるな。

 主を失った縄張りの、今後の趨勢を巡って後釜を狙うモノどもが入り乱れて当分争い続けそうだ。

 それまでは注意対象が一気に増える。

 それがわかって安穏と「やったぁ怖い豹が死んだ」なんて喜べるものか。

 これは早急に対策を練らなければ……。


 ――かぷっ


「………………」

 あれ、なんか右後ろ脚が微妙にむず痒い。

 なんでかって?

 あっはっは……推測するまでもない。

 私が首を巡らして見下ろすと、予想通りそこには私に噛み付く豹の子供。

 なんだ、乳呑み子と思ったらヤル気か、おい。

 豹の子は私を涙目で睨みつけ、何やらプルプルと震えている。

「な、なんだよぅお前っ こっちくるな、あっちいけよぅ……! かあさんを食おうとしたら許さないからなっ!」

「馬鹿め、食べるか。私は草食(グルメ)なんだ」

 相手は牙も生え揃っていない子供。

 案の定、噛まれてもむず痒いだけ。

 私は足をちょっと動かして、ぺいっと子豹を転がした。

 容易い。

 少し足を動かしただけで、毬の様に転がっていきおったわ。

 しかし私は知っている。

 その程度で怯むような奴は……野生の適正ゼロだ。

「う、うあぁん……よくもやったな!」

 子豹は拙い威嚇音を立てながら、めげずに私へと向かってきた。

 かぷっ

 ほとんど攻撃力のない攻撃が、再び私の右後ろ脚に向けられる。

 ……ふむ。狙い過たず同じところを狙う当たり、馬鹿ではなさそうだ。

 だが今の私は、もうこの豹の子に対する危機感を微塵も抱いていなかった。

 それよりもこの辺の支配者であった大豹の死を知り、私自身の存続をかけた対処を考えるのでいっぱいいっぱいだ。

 こんな子豹、放っておけば恐らく縄張りを狙ってきた他の獣に食い殺されて終わるだろう。

 保護する親がいないのであれば、わざわざ私が手を下すまでもない。

 私は再度、足をぷるっと震わせた。

 それだけで食いつきの足りない噛み付き攻撃しか出来ない豹の子は、ぺいっと投げ出されて転がっていく。

 

 豹の子への関心など、微塵と消え失せた。

 構っている余裕もない。

 私は今ばかりは危険も少なかろうと、悠々と森へ足を向けたのだが。


「な、なんだよこの……!」


 子豹が向かってきた。

 が、3度も噛まれてやる義理はない。

 私は華麗な足取りで、幼さゆえに足下拙い子豹の猛突進を避ける。

 ……避けられた子豹は、再びころころと転がって行った。

 どうやら足がもつれたらしい。

 私は豹の子に構っている義理もない。

 だから豹の子のことは無視して尚も歩こうとしたのだが。


「わ、わ、わぁぁあああああんっ やだやだ! おいてかないでよぅ!!」


 ………………何故か、豹の子がついてきた。

 何故だ、解せぬ。

 そのまま今度は私の右後ろ脚に全身でしがみ付き、大泣きを始める。

 ちょ、おま……止めろよ! 外敵に位置を気取られるだろ!?

 これは泣きやませるのが急務かと、私は急いで物陰に豹の子を引っ張り込んで話を聞いてやることにした。


 曰く、ひとりは嫌だと。

 曰く、寂しいのは嫌だと。

 ずっと泣いていても誰も来てくれなかったと。

 自分の傍に来てくれたのは、私だけであったと。


 ああ、うん……こいつは甘ったれなんだな、と。

 年齢的にそうであるのも止む無し。

 察しはするが、それで私にどうしろと。


 困り果てた私だが、しかしその瞬間……天啓のように思いついてしまった。

 人はそれをきっと、魔がさした……というのではないだろうか?

 だがこの時は良い考えに思えてしまったんだ。

 きっと私も予想外の状況にうろたえ、混乱していたのだろう。

 冷静に考えないから、余計な荷物を背負いこむことになる。

 そう、文字通りの意味で。


「豹の子、お前の名前は?」

「……本当だったら、明日付けてもらえるはずだった」

「名無しか……不便だな」

「うん……」


 相手は、豹の子。

 いつか私を食い殺す相手だ。

 だが今はまだ幼い子。

 私の方が力も速度も体格も優れている。

 この子に勝てるのは今のうち。

 今なら、勝てる。

 勝てる……の、だが。


 ふと思ってしまったのだ。

 力関係で勝る今の内にしっかりと調教……もとい教育し、徹底して上下関係を本能レベルで刷り込めば……

 そうすれば、こいつは成獣(おとな)になっても私に逆らえなくなるんじゃないか?と。


 前述した通り、私はオカピだ。

 戦闘能力など皆無に等しい。

 競争激しい自然界の中では、いつ死んでもおかしくない。

 しかし私には、いつか悪として世を恐怖に陥れる義務がある。

 だったら、少しでも生存確率を上げる為に努力するべきなのではないか……と。


 私にはない、戦闘能力。

 それを肩代わりし、私のことを守ってくれる。

 そんな相手がいれば、頼もしい限りなのだ。


「では、豹の子よ。お前に私が名前をやろう」

「えっ!」

「そして私の……現世における、一の子分となるが良い!!」

「こぶん? なぁに、それ」

 どうやら孤高に生きる単独性の高い肉食獣の子供は、子分という概念を知らないらしい。

 まあ良い。

 物知らずなところも、これから私がみっちりと教え込んでやろう。

 将来性のある子分は大歓迎だ。

 未来における命の保証と、心強く頼りがいのある配下を揃える為ならば……今少しの労くらい、惜しむものではない。

 励めば励むほど、私の未来が拓けると思って手塩にかけるべき時だ。

「今は知らなくとも、これから私が色々と教えてやろう。そう、色々と……」

「んっと、よくわかんない。けど……それって、これからも一緒にいてくれるってことだよねっ?」

「無論。これからお前には、私と運命を共にしてもらう」

「うんめい? ……うん、絶対にずっと一緒にいる!」

「ではお前に名前をやろう」

 えーと……ああ、うん、オスか。

 今更ながら、少し妬ましいな。

 私もオカピなどではなく……ヒト型生物と贅沢はいわないから、せめてこの子の様な肉食動物に生まれれば、また少しは勝手が違ったものを。

 せめてこの子は私の理想を押し付ける形になるが……立派な、力強い成獣(おとな)にしてやろう。

 もしも失敗すれば、私は寝首を掻かれることだろう。

 しかしそれが全力で教育し、そして抗った後であれば自分の詰めが甘かったのだと納得もできよう。

 全力を尽くした後であれば、きっと。

 私はその覚悟をもって豹の子を育てることに決めた。

 勿論、寝首を掻かれるつもりはない。

 そうはならないよう、私は私に出来る全てでこの豹の子を育てよう。

 厚い忠誠心を持ち、私を決して裏切らぬ戦士の誕生だ。

 精々私の自慢の部下に育つが良い!

「そうだな……ピョートル。ピョートルにしよう」

「ぴょーとる?」

「そうだ、今からお前はピョートル。ピョートル1世の名を授ける!」

「ピョートル!! 俺はピョートルっていうんだね!?」

 とりあえず強そうな名前と考えたら、頭に浮かんだのは何故かソレだった。

 まあ語感も良いし、覚えやすいので良いだろう。


 

 


 あの時、私は私を信じた。

 私が育てた豹が私を殺しはせず、忠実な家臣(とも)となる未来を信じて。

 大きな博打だ。

 本来であれば、豹にとって私はただの餌でしかない。

 だがそれでも自分を信じ、賭けに出た。

 自分がその賭けに勝利することを信じたから。

 


 ――それから、半年後。

 

 豹の子は見る間に大きくなり、今では私よりも大きいほど。

 普通の豹にしては大きく、成長が速い気もするが……あの大豹の子なのだから、何かしら大きく育つ遺伝子でも持っていたのかもしれない。

 そのことを踏まえて、私が何を言いたいのかというと。

 体格で私に勝る今、ピョートルにとって私は腕力でも速度でも劣る相手。

 つまりピョートルさえその気になれば容易く殺せるという状況下にある訳だが。

 そのような状況下で、私とピョートルは今もなお共に生きていた。

 逃げも逃げられもせず、殺し合うこともないままに。

 大して揉めることもない。

 そしてピョートルは常に私を立て、敬う傾向にあった。


 だというのにも関わらず。

 私は自分が賭けに勝ったのか、負けたのかわからない。

 今もこうして、ピョートルは恐ろしく鋭い牙を持つ外敵から私を守らんと、私を背中に庇って前に出ているのだが……

「――小僧、貴様が食わんのであれば、その旨そうな(オカピ)をワシに寄越せ!!」

 恐ろしげなその声を聞いただけで、私は逃げたくて堪らない。

 ああ、ああ、草食動物の忌々しい本能め!

 うっかり草食動物の習性全開で、足がガタガタと震えた。

 そんな私を案じてか、ピョートルは己よりもまだ大きな獣を前に牙を剥いて吠えたてる。

 貴様は犬か。

 せめて吠えるのではなく、唸れ。

「うるさいオッサン!! 誰がクララを渡したりするもんか。

クララは俺の未来の嫁さんにするんだからな!

絶対に食わないし、何が何でも渡さない……!!」

 そう言って獰猛な肉食獣に怯むことなく挑む姿勢を見せるのは素晴らしい。

 自分が勝てるか不安な相手を前にして、私を庇うのも良いだろう。


 だが。

 なにやら、何かを激しく間違えたような気がする。


 遠い目で、肉食の獣と牙や爪を駆使してやりあうピョートルを眺めながら思う。

 あの幼い豹の子が、このたった数ヶ月で強くなったものだ……

「クララは俺が守る! さっさと諦めて尻尾巻いてどっか行けよ!」

「貴様に肉食獣としての矜持は無いのか、小僧……!」

「俺が辛い時、寂しい時に見つけて拾ってくれたのはクララだけだ! そのクララを俺のお嫁さんにするって決めたんだー!」

「生物学的種族的に疑問を感じないのか貴様!?」

 ……本当に強くなったなぁ、ピョートルよ。

 未だ完成していない肉体でさえ、格上を思える相手に迫り、圧倒せんとする底力は見事というほかに無い。

 その点ではようやっと近頃、安心して見ていられるようになったのだが……違う意味で、、安心感から遠くなっていっているのは気のせいだろうか。

 どこだ、一体どこで教育を間違えた。

 果たして私は賭けに勝ったのか、勝負に勝てたのか。

 ピョートルを拾って以来、子豹は常に私を守ろうと動きを取ってくれていたが。

 しかしピョートルの発言を思うと……私は何と言ったものか困惑し、遠い目をするしかないのだか。

 強いて言うのであれば、そうだな。

 試合に負けて、勝負に勝った……そんな気がした。







  クララ Lv.1

  種族:オカピ

  職業:野生動物

  HP:5

  MP:2

  SP:2

  スキル:野生の力Lv.1 野生の勘Lv.1 哀願ビームLv.1

  称号:魔王の後継者 悪の芽 罪な女

  装備:毛皮(自前)



  ピョートル Lv.1

  種族:豹

  職業:クララの子分

  HP:27

  MP:11

  SP:18

  スキル:野生の力Lv.5 野生の勘Lv.8 番犬Lv.3 不屈Lv.58

  称号:悪の家来 ぼうや

  装備:毛皮(自前) 爪(自前) 牙(自前)



忠誠心を植えつける時に、説明の引き合いに「犬」を使ったらしい。

その日から、ピョートルは威嚇にぐるぐる鳴くより吼えるようになったそうな。


あと無邪気な振りして自分を偽る必要のある相手(親)がいなくなったため、色々と演じることはやめた模様。

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― 新着の感想 ―
[一言] …しれっと不屈レベル高いな、ピョートル君!
[一言] これが・・・魔王のカリスマか( ゜д゜ )クワッ!! そして次回には・・・ライバルキャラが出てくるのかなと、こっそり期待してみたりw
[一言] ああ・・・おかーさんまで・・・ (´;ω;`)ブワッ しかしピョートル君、君はホントにそれで良いのか?
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