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神々の代理ゲーム  作者: AAA
第一章
13/21

12話 他の代行者

神々の代理ゲーム 12話 他の代行者
















俺が神器“神々の知恵庫”で調べられたのは



代行者は俺を入れて 男3人 女3人の6人であるということと



俺以外の男2人の情報だった。



もう3人は 見る前に魔力切れと集中力切れでリンクが切れたようだった。



しかし 2人の情報は見ることができた。



その情報によると



1人目は なんと俺と同じ世界で しかも日本の出身者だった。



懐かしさを感じてしまったが



たしか 能力と神器は……











―――創造神の代行者 ドアーグンド―――



僕の名前は ドアーグンド・ガンド



ドワーフ族の3歳児で男の子だけど







くふふふ やったぞ!



僕は主人公になれたんだ!!



前世(むかし)からチビでデブだったけど!



学校では 常にいじめられてたけど!



そのせいで オタクになってヒキコモリになったけど!



17歳の時に死ぬまでずっと書いていた



絵と小説の想像力が創造神様に認められて



僕は 今 異世界にいるんだ!



なんでも 次の偉い神様を選ぶゲームに出てほしいんだって!



特殊能力もらって異世界に行ってくれって!



これはもう 異世界チートでハーレム生活しかないでしょ!!



と思ったんだけど



この世界には魔物がいるらしいから



いつも 妄想していた小説の主人公の力を貰ったんだ!



ほんとは いっぱい もらいたかったんだけど



何でも使える神力っていうのが決まってるって言うから



いろいろ考えて なんと!



1 想像武具の創造


2 危険を察知できる


3 相手の動きが先読みできる目



の3つを能力にしてもらったんだ。



1個目がすごく神力を使うっていうから 2と3はしょぼくなったけど



その代わりに 神器で“創造神の神鉄板”っていう



ランクSSS級のすごい神器を貰ったんだ!



これは力を注ぎ込むことにより



文庫版サイズのオリハルコンのインゴットが増えて



イメージした武器が飛び出すって!



チート武器なんだ!!



これはね? 昔から 僕が考えていた最強の武器の能力なんだけど



さらに うれしい誤算もあったんだ!



それは 僕がドワーフに生まれたってこと!



最初は 転生主人公なら長身のイケメンエルフか人間の勇者の血筋とか そんなのが良かったんだけど



これを聞いて 神様に感謝したんだ。



それは ドワーフのモテる男の条件についって!!



ドワーフのモテる男には2つあってね?



強い魔物を倒せることに



強い武器が造れること なんだって!



くふふふふふ! 笑いが止まらないよ!



しかも 男はいつも魔物との戦いで死んで少ないから



女性が余って この世界じゃ 一夫多妻が常識なんだって!



この条件なら 僕は神様から武器造りの能力を貰っているんだ。



史上最大のハーレムだって 夢じゃないっ!



それにね?



ドワーフの女性って!



大人になっても小さくてね



くふふふふ



みんな 美幼女か美少女なんだもん!!!



前世なら犯罪だけど この世界なら当り前!



男はチビでムキムキだけど



前世はチビでデブだったんだ



むしろ 良くなってるって思うことにしてハーレムを目指すよ!



ただし 創造神様から注意されていた



暗黒神の代行者には気をつけないといけないんだって!



なんでも 昔にも 人にかわりに戦争をして貰ってたんだけど



暗黒神が 魔王なんて存在をつくったもんで



世界が崩壊しかけたんだって!



なのに 今回の戦いにも参加するから気をつけなさいって!



まっ 転生主人公の僕なら なんとかなると思うけど



くふふふ



見てろよ~



世界を救って! ゲームにも勝って!



僕はハーレム王になる! ってね












なんでも 彼の能力は武器を造れることらしい



さすがは物質創りが得意な 創造神の代行者といったところか



しかも 残りの能力も危険察知や相手の動きの先読みなど



やはり 戦いを重視していた。



しかも 3歳の時から こっそりと狩りをしていて今のLVは15だった。



普通なら驚異的だろう。



ただ 持っている神器は大量に力が必要なのだそうだ。



なんでも 神力か魔力か精力(オド)などの力を注がないといけないらしい



そして 注げば 注ぐだけ 強い武器が造れるようだ。



これは 後々 LVが上がって力が上がればとんでもない能力だ。



力さえあれば 神器クラスの武器を複数持つことができるのだ。



やはり 今のうちに うばっておいた方がいいだろう。



それに 前は17歳の子供だったそうだ。



日本人の少年に



半分殺し合いのゲームに参加させるのは酷だ。



話し合いで神器をあずかろうと思ってる。











もう1人は戦争が長く続いている世界から来た



戦闘神の代行者だそうだ。



彼は なんでも前の世界じゃ武神なんて呼ばれていたらしい。










―――戦闘神の代行者 ボルム―――



俺様の名前は ジェアート・クルセイフだ。



しかし 今はボルム・フォント・キムグっつうらしい。



12で戦場にでて 28になって



あのくそったれな帝国軍の将軍を相打ちに持ち込んでやったと思ったらよぉ。



なんか 戦闘神とかいう神に選ばれちまったんだと



んま 〔武神〕の二つ名 持っていた俺様なら納得だけどな。



そんで 力をくれてやるから戦闘神の代わりに戦えってのは腹が立ったが



んま 神の代行者たちと最上のバトルができるっつうから我慢してやった。



相手は魔法やら なんやらを使ってくるらしいが



最強なのは やはり鍛え上げた己の肉体を置いて



他にあるわけがねぇ!



んなわけで 貰った力は



1最強の肉体


2闘争の本能


3力のコントロール



っつう 3つだ



本当は こんなのいらなかったんだが



他の奴らも 何か能力をもらうから生身じゃきついっつうんで貰っとくことにした。



しかも 神器のランクSS級“戦闘神の戦斧”っつう



武器まで貰ったんだ。



いたせり つくせりだなぁ オイ! と思ったぜ。



んで こいつらの能力っつうのわよぉ。



神器は 神力か魔力や気力っつう 力を込めると身体能力が無限に上がる。



しかも 曲がらず折れず 使用者の思う形になる戦斧だとか言ってやがった。



んまっ 面白そうだわな。



それと 「最強の肉体」は鍛えれば鍛えるだけ 強くなるんだとよ。



これも いい感じだ。



そして 「闘争の本能」は戦闘中に最善の行動がわかったりするんだと



なかなか便利だぜ。



そして 最後の 「力のコントロール」だ。



これは 気力などの力を扱えたり



強すぎる肉体の制御をするっつう どちらかというと抑えの能力らしいが



んま 無駄な筋肉があっても逆効果だからな いいんじゃねーかと思うぜ。



しかも 体が動くようになって戦斧を振り回してみたが なかなか良かったしな。






さらによぉ 俺様が生まれた種族は人間じゃねーんだ。



何か 神浪族っつう 半獣半人の獣人っつう奴ららしい。



最初は キモかったんだが こいつらの肉体は



まじでハンパねー 戦うために生まれてきたような肉体を持っていやがった。



んま 今としては気に入っているぜ。



だから 3歳くらいから森に入っては魔物とかいう やつらを殺してトレーニングをしている。



なんでも こいつらを殺すと力が上がるらしい。



んま 良くわからんが 強くなれれば細かいことはどうでもいい



俺様が望むのは強敵との戦いだからな。



さてと 今日も魔物狩りといくかぁ!!












……はぁ



彼は戦いがために この代理ゲームに参加したようだ。



話し合いや 何かゲームで勝敗を決めるなんて許してはくれないだろうな。



こちらは やはり守護者に神器を奪ってもらわないといけないだろう。



彼も3歳から狩りをしているが



たった4ヶ月でLVが52にもなっている。



さすが 前世は戦争体験者ということだろう。



同じ戦闘用の神器持ちの日本人の少年は同じくらいの期間 狩りをしているのにLV15だった。



これを考えれば 彼は危険な存在だ。



しかも まず 殺し合いを求めてくるだろう。



しかたないので卑怯だが 今のうちに神器を奪ってゲームから退場だな。



まぁ 最終的には全員から奪って 退場してもらう気だが










……チェコ? 今の情報はチェコと共有してるのか?



(ええ 一緒に見たからね 私にも見えたわ)



……ふむ それなら説明はいらないな



……彼らから 神器をあずかる作戦を立てるぞ



(はぁ わかったわ 確かに今なら安全だものね)



……そういうことだ 今なら300以上 LVが離れているから楽勝だろう



……彼らも 少し怪我をするかもしれないが 死ぬよりはマシだしな



(うん それで 作戦って何するの?)



……いや なに 少し前から考えていたのだがな



……今回のことでやろうと思っている









こうして俺は神器を奪って 将来 戦わないですむようにしようと…



代行者たちで 殺し合いをしないようにと…



計画を練り始めた。



しかし この代理ゲームに



他の代行者が どれだけ本気で挑んでいるのかなんて



考えていなかった。



これは 俺がムリヤリ 押し付けられたから誤解していたことだが



言い訳にはならないだろう。



そして 俺の死にたくないという ビビりのせいで



失敗してしまうことになる…










神器にもルビ振ったほうがいいですかねー?

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