2話 ◎昔の欠けた記憶…Ω
これは小さい頃の記憶…
家の近くにとても綺麗な場所があった。
そこをたまたま見つけた僕、芯葉久喜はよく通い詰めていた。
竹が生い茂り柵が自然を分け道になっている。湖もあり花畑もあるとてもきれいな所だった。
そんな中に竹を触る一人の女の子がいた。
恐らくその子は僕と同い年でしゃがんみ竹をいじっている。
気になったので僕はその子に近づいて話しかけた。
「ねぇ何してるの?」
ふっとその子はふりかえりこちらを見た。
急に声を掛けたからきっと驚いたのだろう。
大きく目を開きながら慌ててその子は小声で話し出しだした。
「別に何も…」
「そっか…」
竹をいじっていただけで特に何もしてなかったようだ。
話すことがなく言葉に詰まる僕。
「君は誰?」
女の子が聞いてきた
「芯葉久喜、君は?」
「……」
なんて言ったのか彼女の名前を思い出すことはもうできない。
でもこれが俺とその女の子との出会いの始まりだった。
なんか懐かしいこと思い出したなーなんでだろ?
まっいっか。
朝目を覚ますとそんなことを思い身支度を整える。
担任の先生から花壇を真っさらな状態から作り上げることを頼まれたので早速花壇へ…と意気込んでいた先日。
花壇は別に明日からでいいと言われひとまずその日は帰路についた。
そして今日花壇を見る日がやってくる。
いつ何時に行けばいいんだ?
集合時間が決まっておらずまた明日としか聞いていなかった。
取り敢えず学校が始まるより40分程速く学校へ行くことにする。
学校へ行く途中。
「流石に早すぎたかな」
考えてもみれば校門も空いていないかもしれない。
「少し寄り道していくか」
俺はいつもと違う道を選び進んで行った。
あれここは…
昔来たことがある。そうちょうど今日夢に見た所だ!




