数ある中の唯一のくだらない詩
……ページを開きましたね
私ね、思うんです
もう面白い物語を書けないんじゃないかって
その度に人が離れるんじゃないかって
ほら、もうあなたはブラバしようとしてる
沢山良い作品が生み出される中で
「なにやってるんだろう」
そんな気持ちで押し潰されそうです
こんな気持ち、詩にしたところで
何になるのでしょう?
自己満足の殻から抜け出せずに
人の心を重くすることしかできない
そんな私が存在していていいのでしょうか
でも、消えるのは怖い
惨めすぎて言葉をさらに失っていきます
私ね、思うんです
本当は何も考えていないんじゃないかって
こんななら明日を生きたかった人に
私の一日をプレゼントした方が
よっぽどいい様な気がして
しょぼくれています
もうじき梅雨が来ますね
きっとこんなジメジメした思いを抱くのも
ぐちゃぐちゃな季節のせい
そう思わなきゃやってられないから
せめて、良い所探そう!
上手く閉められなくて床に落ちた
ペットボトルの蓋が見つかりました
食べた冷凍のちゃんぽん麵が美味しかったです
いつも通りの音楽を聴く一日
更新されていく面白あるある動画
地元の近くがテレビに取り上げられていました
親が「体が痛い」と言いながらも
無事に帰ってくること
……案外ありましたね
やっぱり私の一日は他人に
あげられません
怖がったって、何も考えなくたって
明日はやって来る
そのことに怯えていただけなのですね
私ね、思うんです
後悔だって人生だって
やらなかったことを悔やんで
新たな道を進んだって、歩みを止めたって
誰も咎めないでしょう
気が付かなければ
勝手に寿命がやってきます
それもひとつの幸せかもしれません
だから、一度きり
一度きりなのです
この詩も
今この瞬間だから生まれた
世界一どうでもいい
数ある中の唯一のくだらない詩なのでしょうね




