超絶美少女高橋さん
いつも通り四人で投稿している最中のこと、
「なんかいつもより騒がしくねぇか?」
「そうかな」
「ぜってーそうだって!!」
「あ、あそこの人だかりじゃない?」
「あーほんとだ…」
ぶっちゃけ、人が多いところは好きじゃないんだけど…
学校に入るには、そこを通らないといけないんだよなぁ
少し憂鬱な気分になりながらそこを通り抜けようとすると
「あ!!栗林さん!!」
リンッと鈴がなるような心地よい声が響いた。
この声は…
声のする方に振り向くと、見たことのないような美少女が立っていて…
「あれ、高橋さん、だよね?」
「ふふふっよくわかりましたね」
「だって声がいいもん」
「っちょ…」
少しドヤ顔をしながら見てきたので、思ったままを伝えると顔を赤くしてしまった。
「やっぱり可愛い。こっちのほうがずっといいよ。高橋さんの顔がちゃんと見れる」
「あ、ありがとうございます」
うん、可愛い。
前まではこんなに長くこのスカートって履けるんだと感動するほど長く履いていたけど、
桜達と同じぐらいの長さで履いて、髪を少し切るだけであらびっくり。
高橋さんのためにデザインされたんじゃないかってぐらい着こなしてる。
やっぱここの制服って可愛いんだな…
「…栗林さん、いかないんですか?遅刻しますよ?」
「あ、いく…」
「ふふっ…一緒に登校ですね」
「そうだね」
「って、うちらもいるんですけどー」
「あぁ。すみませんでした。みなさんてっきり先に行かれてると思ってました。お待たせしてしまって申し訳ございません」
「いいよいいよ、そんな謝らなくて。てかさ、同級生なんだから敬語やめよう?ね?」
「あ、ありがとう…えっと、桜ちゃんに佳苗ちゃん」
「桜でいいよ、優香」
「私も。よろしくね、優香」
「うんっよろしく!!」