透明な花 序章ー遠い昔ー
蒼…縄文時代に居る天才少女
タイムスリップし、自分を知るも旅へ出る
翠…蒼の親友、縄文時代に居る平凡な少女
蒼を探しながら、真実を知ろうとする
「ほら!行くよ!」
元気な少女の声がした。その少女は蒼と呼ばれていました
今から2000年ほど前、蒼という少女は居ました。
蒼は女性、女子ならまずあり得ない、「狩り」をしていました。
蒼は、この時代で言う「天才」でした。
動物の動き方、視線など、あらゆることを知っていました。
しかし、蒼は狩りは好きではありませんでした。
というのも…つまんないのです。
同じ事を繰り返している、それだけなのでつまんなかったのです。
しかし、蒼は一番好きな時間がありました。
友達の翠と話すことです。
翠は、蒼とは違い狩りをせず木の実や貝など集め、
今で言う、大家族の主婦のような…そのようなことをしてました。
蒼は知らないことを知るのが大好きです。
なので、話を聞くだけでもとても楽しく過ごせました。
そのような蒼いわく「つまらない」日々を過ごしていたある日、
蒼は近くの丘に来ていました。その近くには崖があり、
そこからの景色は最高に素晴らしいものです。
そこで、蒼は、月を見ていました。きれいな下弦の月…
もっと近づこうとした時…地面はありませんでした…。
一直線に落ちて…落ちて………
《数日後》
蒼と翠は今で言う、白骨化された状態で発見されました。
皆様、透明な花ー未知の窓ーをお読みくださり、
ありがとうございました!
まだまだな部分もありますが、
しっかりやっていきたいと思います!
また、まだ続きがありますので次回作も
読んでいただけると嬉しいです!