遭遇
目の前の奇怪な死体を見たまま、少年は固まった。
叫ぶことも、腰が抜けることもなく、ただ固まった。視点はずっと死体の目に固定されている。
眼前の空間を日の入り前の薄いオレンジ色の夕日が、このグロテスクなオブジェを神秘的に照らす。それが人形ではない、紛れもない本物の人間の死体だということをより一層と強調していた。
そして、やっと動かすことが出来た右足が滑らせるようにして後ろに下げる。片方も動かそうとするが、そこで彼は自分の足が今までに体感したことの無い異常な震えに襲われていることに気付いた。自覚はない。だが、体はそう反応しているということは、自分は恐怖しているという証拠に他ならなかった。
内臓がギュッと絞められるような感覚、それは感じたことの無い未知の感覚だった。それが、緊張にも似た恐怖だということを少年はまだ知らない。
その時、だった。
ほぼ完全に凍りついていた富多羽の聴覚が捉えたのは、予想だにしないある人物の悲鳴だった。
「う、あぁ…あぁぁぁ!!?」
それは富多羽が歩いてきた道、それも山頂へと向かう方から聞こえた。機械人形のようなぎこちのない動きで首を右に動かす。
そこには征弥がいた。
明らかに動揺している彼は目を見開いて、口をパクパクとさせて目の前の異常な光景に釘付けになっていた。
「征弥?な、にしてんだよ」
声をかけるが、唇が震えて口が上手く回らない。
富多羽の問いに引き攣った表情のまま征弥は眼球だけ動かすと、予想以上に安定した口調で彼は話し始める。
「お前を迎えに来たんだ…。もう、帰ろうとしてたのにお前はいなかったからよ」
「おい、待て、一子と涼花はどこに…」
そこでハッと思い出したかのように征弥は振り返り、自らが通ってきた山道の方を見る。
そこには、
「二人ともー、何してるの。そろそろ帰んないと暗くなるよ」
「?そんな慌てて、どうかしたんですか」
何も知らない、知っていない二人の少女が富多羽達の方に歩みを進めているのが見えた。
二人との距離は、十メートルもない。
「止めろ!来るんじゃねえ!!」
咄嗟に征弥が二人を制止させとようとするが、
遅かった。
少女達の足が止まる。二人の目線は少年達の奥。巨石で囲まれた空間を見ていた。
「ひっ、うぅ…!」
直後、一子の口から蚊の鳴くような悲鳴が漏れる。そのまま彼女は両手で口を抑えたまま動かなくなった。
彼女の横にいた涼花は固まっていた。あんなに元気だった彼女の顔から、みるみる血の気が引いて青白く変わり始める。
明らかに正常ではない反応。次に取るべき行動は、分かりきっていた。
「征弥。二人をここから離すぞ」
嫌な汗が額を伝う。考えうる限り最悪の自体でないことを願いながら彼は征弥に言う。
「分かってる!」
クソっ、と悪態をつきながら征弥は二人の元に向かう。彼は二人の視界を塞げるように正面に立つ。
一子は、見上げるようにして征弥の顔を見ると、
「征弥、くん…?」
と、小さな声で呟いた。声が震えている。目頭には涙が溜まっていて、相当怯えているようだった。
「……一度、向こうに戻ろう」
征弥が低い声で言う。しかし、彼女は黙ったまま下を向いている。同じように涼花も動かない。
「大丈夫。俺達がいる、何も心配することはねえから」
彼なりに、安心させようとしたのかもしれない。痙攣している唇を無理やり曲げて、笑みを作る。
そんな征弥の気持ちが届いたのか、一子はブレザーの裾で目元を拭うと「分かりました」とだけ言うと、彼女ゆっくりと道を戻り始める。
「涼花。お前も…おい、聞いてんのか?」
蝋人形のようにピクリとも動かない涼花の肩を征弥は揺らす。だが、彼女は反応という反応をしない。
「征弥、お前はわん子んとこに行ってやれ。…あいつを一人にするのは不安だ。こっちは俺が何とかする」
富多羽は夕陽が照らす山道を進む一人の少女の小さな背中を見ながら、征弥に言った。
「…分かった」
そう言いながら、征弥は彼女の後を追いかけるべく足を動かし始める。
征弥が走り出したのを確認すると富多羽は、涼花の肩を揺すりながら、こう語りかけた。
「歩けるか?」
反応は無い。それどころか、揺らした途端彼女の頭はカクンと落ちた。これでは意識があるのかさえ怪しく思えてしまう。
もっと強く揺らして、もう一度聞く。
「俺の目を見て。歩けるか?」
その言葉で、涼花はゆっくりと顔を上げる。そして、虚ろな表情を富多羽に見せながら、ほとんど唇を動かさずに「うん」と言った。
「なら、早く行こう」
そう言って、富多羽は彼女の手首を掴むと山頂━━とは名ばかりの広場に続く山道を歩き始める。
山頂には先に来ていた征弥と一子が居た。征弥は、広場の隅にある街を眺める位置で、柵に手を置いて黄昏ている。一子は広場の中央にある小屋に併設されたベンチに座っている。言わずもがな、二人の表情は暗い。ただ、怯えていたりといった様子はなく、ただ不安で仕方がない、という印象をうける。
ここに来るまで、途中の山道で涼花は何度かバランスを崩して転びかけていた。その時は富多羽が支えたりしたため、彼女が怪我を負うことはなかった。しかし、日も沈みかけている。そんな状態で暗い傾斜の道を今の涼花に歩かせるのは危険というのは分かりきっていた。
富多羽は涼花を一子の隣に座らせる。そして、ベンチと共に山小屋に併設されている飲料の自動販売機でココアを二本買うとべンチに座る二人にそれぞれ渡した。
昔、富多羽は母親から嫌なことがあったら温かい飲み物を飲んで落ち着くことが大事だと習った。この状況でそれが通じるかどうかは分からない、けど何もしないよりは遥かに良いはず。……ただ、この季節にその選択はどうかとは思う。
渡す際に富多羽は、「これでも飲んで、休んでろ」と言うと、二人は礼を言いながら受け取った。
「ありがとうございます…」
言う際に一子は笑顔をつくろうとするが、それは直ぐに崩れて暗い顔に戻ってしまう。
「…ありがと」
涼花は、それだけ言って何処か遠くを見つめはじめた。二人は一向に缶のプルタブに手を触れようとはしない。
そんな二人の様子に目をやると、富多羽は征弥の元へと歩き出す。
征弥は夕日で照らされている自分たちの生まれ故郷である街━━━”和岳町”を眺めていた。よく見るとその表情からは、不安、というよりも、強いて言うなら"どうして?”という疑問の念が現れているように思える。
「どう思う?」
富多羽が征弥の横に来て、柵に腰を掛ける。
「どう思う、って何が」
視線を固定させたまま、征弥は言う。
「さっきのやつ。お前はどう思う?」
富多羽が征弥の目を見て言う。
征弥はハァと短いため息をつくと、うんざりしたように言った。
「俺に言えんのはアレは人間の所業には見えないってぐらい」
「人間がやるには残酷すぎるってか?」
「そういう意味じゃない。もっと、なんて言うか…人間がするには無駄が多いっつーか…」
「無駄が多い?」
征弥が頷く。
「考えてみろ。…あれ、変だろ」
言われて、富多羽も思い返して見る。
死体があったのは、岩に囲まれた約6×6メートルの空間。それも地面に突き刺さっている鉄骨に串刺しにされる形で。
「変?俺には、何から何まで変に見えるけどな」
「あの、死に方がだ。あんな死に方、人がやったにしては変じゃねえか」
そう言われて、再び思い出すのはあの光景。今度は、その時よりも鮮明に脳裏に映る。
鉄骨に突き刺さった人の体。垂れた腕に足。マネキンと見紛うほど、白くなった皮膚。死体の腹から突き出る鉄骨。その周りにまとわりつくように飛び出たぶにぶにとしたホースのようなものに、白くて赤い何かが絡まった棒状の何か。
そして、この世のものとは思えないあの死体の顔。あれは、まるで何かに恐怖したまま息絶えたかのようだった。
「うっ…ぷ」
胃の奥から酸っぱいモノが逆流しそうになり、口元を抑える。
「おい、大丈夫か?」
「大丈夫…。で、それが何だっていうんだよ?」
「単にそう思っただけだ」
人が殺したにしては変。
そう言われて、富多羽は一度考えてみる。
持ちうる想像力を働かせて、辿り着いた答えは征弥と同じ、あの光景を人が作り出すことは"不可能”、だった
まず、不自然に積まれた石も、地面に突き刺さった鉄骨も。重機や大勢の人間がいなければあの場に石や鉄骨を移動させることすら不可能なはず。
それに山道の途中にあの空間はあった。重機を持ってきて作業するというのは不可能だろう。人を使うにしてもニッチな殺人嗜好をもつ殺人鬼に協力する人間が大勢いるとは思えない。
仮に、あの死体が人によって殺されたとする。その場合、殺した側は何とかして自分の犯した罪の証拠、つまり死体をどうにかして隠そうとする。それが通常の殺人者の思考だ。
しかし、あの現場ではまるっきり隠そうという思惑が感じ取れない。もしあれで隠しているつもりだとすれば、やった人間は相当の間抜けだろう。
そもそもあれは隠そうとしていないのであれば話は変わる。もしかしたら、芸術家気取りの殺人鬼が死体を芸術品に見立ててあの場で"展示”しているという可能性もある。だが、それではあの現場は作ることは出来ない。前述したように、そんなニッチな殺人嗜好に共感を示して協力してくれる人間はいないのだ。大勢の人間がいなければあの現場は成立しない。
大勢でなら死体をあんな状態にする理由がなく、個人でやるならあの現場を作ることは不可能。
つまり、あの空間が人間によって作られることは不可能ということ。
「というか、人間に殺されたんじゃなけりゃ、誰があんなことしたって言うんだよ」
「だから、事故ってのも考えてみたけどな」
征弥が口を開く。若干だが、その時の彼は少し俯いている気がした。
「近くに崖っぽいとこは無かったし、そもそも落ちたぐらいで人の体が鉄骨に刺さるわけねえよな。それによ━━
さすがに、あの人数で事故死ってのは無理があるしな」
征弥の言葉に「えっ?」と声を上げて、征弥の顔を見る。その言葉が、彼は"信じられない”、という意味で捉えられたと思ったらしく、再び口を開いて言う。
「だから、二人ぐらいならまだ分かるけどな。あんな…」
さぞ当然のように征弥は言う。
「違う、違うんだ」
もう一度、あの光景を思い出す。
あの時、富多羽の目には一人の死体しか映らなかった。その一人の死体に気を取られていたのか、単純に死体で後ろの光景が遮られていただけなのかは分からないが、征弥が言うにはそこに何人もの死体が同じように死んでいたのだろう。
「…俺、他の死体は見てないんだ。一人の死体だけ見て固まってたから」
一人の死体を見ただけでも、精神は崩壊寸前だった。なのに、征弥は数人の死体を見てもその気を保ち続け、それどころか富多羽よりも気分は幾分か良さそうにも見える。
「そいつは良かった。…あれは見ない方が良かった。一子と雉子島はあの様子だと、全部見ちまったみたいだけどな」
「………」
そして、征弥は振り返って、富多羽と同じ姿勢に体を動かす。その目は、ベンチに座って飲み物をすする二人を見ていた。
「で、どうする?いつまでもここには居られねえぞ」
「分かってる。…とにかく二人の様子しだい、だ
な。無理に動くのも良くないと思うし」
「了解。もしもん時は、どっちかは俺が背負ってくぞ」
「そんときは頼んだ」
あいよ。と征弥は返事をする。
視線をベンチに座る二人に向ける。
(ったく。なんなんだ、畜生…!!)
奥歯を噛み締めながら富多羽は心の中で呟いた。
山を降りる頃には既に日は落ち始め、周囲はすっかり暗くなっていた。しかし、空は未だにオレンジ色に染められていて、今の状況を考えると山と共に映るその空が何よりも禍々しく見えた。
「生きてるかお二人さん?」
吾田山の山道から出てすぐの住宅街を歩きながら、征弥は言った。
「当ったり前よ。私をなんだと思ってんの」
「………」
「なんで黙んのよ!?」
良かった。と富多羽は心の中で呟いた。
一番酷かった彼女は、たったの数十分でこんなにも元気になっているのだから。
涼花だけでなく、一子も先程よりも余裕のある表情が多くなっているようだった。
…そんな場合では無いのだが、どうしても二人の様子を見ていると、つい頬が緩みそうになってしまう。
「そういや、お前ら。学校に忘れたもんとかあるか?あんなら俺が取ってくるけど」
征弥が言う。
その心は嬉しいのだが、持ち帰るような荷物は全て背中のリュックサックに詰め込んであるので学校には戻る必要はない。同じように女子二人もリュックを背負っているので同様だろう。
「俺はないな」
「私はありませんよ」
「私も」
「そんなら、全員帰宅で良いんだな」
この映像部という名の幼馴染グループ。実は全員、登校の際は徒歩で行けるぐらい高校と家との距離が近いのだ。
それに、全員の家は近所同士でもある。そのせいか、生まれた時から交流があったりもする。
それほど昔から交流のあったこの他の三人以外に親しい友は今後も現れる事はないし、つくれるとも思えない。富多羽 翔太郎という人間はそう思う。
「なら、コイツらは俺が預かるで良いな?」
征弥が肩に担いでいた三脚を揺らす。
「良いのか?」
「良いんだよ。俺の部屋広いしさ」
「でも、先生達にバレたら怖いですよ?」
一子が言う。
「大丈夫だって。たったの一晩だけだから。見つかりゃしねえよ」
「そうよ、バレなきゃ犯罪じゃないのよ。分かった、一子ちゃん?」
「そう言われましても……」
…こうやって、今日もこうやって話をしながら帰ることが出来る。さっきは何事もなく下山が出来ただけ幸運と言えるが、あわよくばこの先も何もなく、この平和な日常が続いてくれますように。
心の中で願った、その時。
耳をつんざくような、得体の知らない甲高い音が響いた。
「っ!?」
突然のことにパニックになりかけて、富多羽は周りをぐるぐると見回す。何だ。何だ。と他の三人も同じように周りを見回す。
そして、空を見上げて気付いた。
彼らの頭上。はるか上空に、黒い影が浮かんでいることに。
それは"鳥”だった。
鷹や鷲でも、ましてやカラスでもない奇妙な姿の鳥だ。見た限りでは、鳥の飛行速度は遅いように思える。しかし、目の錯覚かはたまた夕陽の光で目がおかしくなっているのか、その鳥は尋常ではない程の大きさをしているように見えるのは気のせいだろうか?
「なんだよ、アレ…?」
唖然としたまま、富多羽は鳥を凝視し続ける。
すると、鳥から何かが離れていくのが見えた。
鳥の糞にしては形がしっかりしている、羽にしては落下速度が速すぎる。
そして、"それ”が吾田山の中に消える直前に富多羽は、"それ”の形が長方形の両辺に2本ずつ棒をつけて、片方の端に球体がくっ付いているように見えた。
富多羽は、それが"人”のようだと思った。
ありえない。
そんな言葉が、浮かぶ。
「翔さん、もう、帰りましょう」
その一言で考えを巡らせていた彼の思考は、一瞬にして現実へと引き戻された。
頭を水平に戻して、一子の方を見る。
彼女は、震えていた。
もう、何も見たくない、聞きたくない、とばかりに瞼を閉じ、耳を両手で塞いで震えていた。
願いは、届かず。この異常な現実が彼らの世界を侵食している。
富多羽は、自分と同じように一子を見ていた二人に視線を送る。
二人は、少年の意図が読めたのか一言も話さずに歩き出す。
その後、一子を家に届けるまで、涼花は彼女の肩に手を置いて寄り添い続けていた。
その夜のこと。
日を跨いだばかりの、丑の刻でのことだった。夜空に見える星は少なく、明かりの少なくなった住宅街を月のあかりが照らしている。
富多羽は目を覚ました。
額には汗が流れ、寝巻きは少し湿っている。
上半身を起こす。
寝る前に体の上にあった毛布は、既にベッドの下で丸まっていた。寝ている時に蹴落としたのだろう。
悪い夢でも見たのだろうか。
それにしてはその記憶がない。
ベッドの横にある出窓から、富多羽は空を見上げる。
そして、思い出すのはあの"鳥”。
数時間前に見たあの光景が、悪夢だったら良いのに。
願っても、それは叶わない。
あれは現実。
紛れもない、事実なのだから。
それに、悪夢にしては些か現実味がありすぎる。
悪夢、というのは大抵、悪趣味で理不尽で残酷。終わりには救いようのない結末が待ち構えている。
しかし、アレは違った。
悪趣味であり、理不尽であり、残酷だった。
けれどまだ結末を迎えていない。
救いようのない結末は、まだ少年には訪れていない。
だから、というのは変かもしれないが、これは悪夢ではない、という確信が少年にはあった。
だが━━━
(明日から、どうするか…)
富多羽は夜空から視線を落として、心の中でつぶいた。
これが悪夢にせよ、現実にせよ、これには続きがある。
結末を迎えていないのなら、この出来事は続く。
だとしたら、俺は何をしたら良いのだろう。
そんな考えが頭の中を巡る。
あの鳥が、彼の日常を害すのなら自分はどうすればいいのだろう?
逃げる?
見て見ぬふりをする?
恐怖で縮こまる?
それとも━━━
と、そこで彼の思考は、再び訪れた睡魔によって遮られた。
ベッドに仰向けに倒れ込みながら、最後に富多羽は呟いた。
「オレはどうすりゃ良いんだよ…」
左腕で覆われた両目から、一滴の涙が頬を伝う。それが、悔しさなのか、それとも恐怖から来るものなのか、少年には皆目検討がつかなかった。
そして、彼の意識は暗闇に落ちていった。
どうも、筆者の猩猩です。
二ヶ月経ってからの二話目の投稿です。
投稿のペース自体は、これぐらいになるかもう少し早くなると思いますのでよろしくお願いします。
さて、前回のあとがきは長かったので今回はなるべく短めに終わらせるつもりでいきます。
今回は、この話の舞台である和岳町という町について幾つかの小話をば。
この町は、あらすじにもあるように海と山に囲まれたそこそこの地方の都市です。それなりの観光地でもあり、キャンプ場や海水浴場など割と色々あります。
そして、この街では伝承や民話などが多く残されています。他にも日本各地の伝承にもこの街がある土地が出てきたりします。なので、観光地という一面を持ちつつ、オカルトマニアにとっての聖地扱いされることもあります。
余談ですが、この街の事故死はこの世界の日本では他県と比べて飛び抜けて多いです。事故死、ですからね。殺人ではありませんよ。
…ぐらいです。
もっと詳しいことは、小説内で小出しします。
さすがに、頭ん中の設定全てをここで書く訳にもいきませんからね。
それでは、今回はここら辺で……。
誤字や脱字、日本語として変な箇所があったら報告して頂けると幸いです。
では、今回も読んでいただきありがとうございました!