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少女騎士団は今日から僕のハーレムになりました  作者: 真木あーと
第一章 気さくな王女は男の子
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第8話 騎士団の日常(自由奔放な天才魔法使いアメラン)

「全く、ちゃんと研究なり練習なりしてよ、本当に!」


 もはや自分で立ち上がる気力もないアメランの尻を、最後にまた軽く叩き、今度は撫でてやった。

 さすがに感情に任せて引っ叩いたのはまずかっただろうか。

 アメランの尻が真っ赤に腫れ上がっている。


「……反省しましたぁ」


 力なく、元から小さな声を更に小さくして漏らすアメラン。

 だが、その様子は反省した、というよりも満足して力が抜けたようにも見えてしまう。

 筋肉のない、柔らかですべすべのその尻の触り心地が良かったので、しばらく撫で続けてしまった。


「反省しましたからぁ」


 これ、うっかりひょい、とお尻の谷を持ち上げて拡げてしまって中を覗いたら、さすがに駄目だろうか?


「エメさま、反省しましたよ?」


 アメランは怒らないだろうが、マエラに告げ口されても困る。

 今度はこっちが反省を促される羽目になる。


 サイはマエラと仲が悪いが、アメランはそうでもない。

 だから、残念だけどやめた方がいいかな、いやいや女の子同士で何でこんなことを考えて──。


「エメさまってばあ~!」

「えっ!? な、なに?」


「もう許してくれませんか?」

「あ、ああ、うん。もういいかな」



 エメフィーはアメランのパンツを穿かせて椅子に横たえさせる。

 少し雑になったのは仕方がない。


「あと、例の集団魔法の研究材料だけど」

「は、はい……」

「マエラもいいって言ってたし、ちゃんと頑張るなら出しても──」

「頑張りますっ!」



 こんな時だけ返事の早いアメランに、多少呆れるエメフィー。


「……うん、じゃあ出してあげるよ。本当に、頑張ってよね?」

「頑張ります」


「お母さんにもよろしくね?」

「はい~」



 穏やかに返したつもりではあったが、まだ心の動揺を隠せないエメフィー。

 そう言えばどうして、アメランの尻をひっ叩いたんだったか?

 ああそうだ、男性の裸を見せられたからだ。


 さすがにあれは、お仕置きしてもいい。

 絵とはいえ、エメフィーは殿方の裸を見たのはこれが初めてと言ってもいい。

 何しろ正真正銘の王女様であり、箱入りなのだ。


 殿方は女性とは身体が違うと教えられてきたが、自分と大して変わらなかったので少しほっとしていた。


「じゃ、今日はもう上がろうかな」


 そう言って、エメフィーは庭園の中央に戻る。


「本日の訓練、終了!」


 庭園内に響き渡ったその号令により、あたりに漂っていた雄々しい気合の声は、一転、黄色い声に変わった。

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