表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新・人類滅亡 - 短編集  作者: ポテトバサー
3/10

矛盾な生き物

彼は限界をむえようとしていた

「どういうことなんだ? どう解釈すればいいんだ?」


 彼は必死に考えていた。


「まるで訳が分からない、何をどうすれば……」


 計器類は悲鳴を上げて煙を出しており、各コンピュータの処理能力も限界に近づいている。しかし、彼はどこから手を付ければいいのか分からないでいた。


「もうだめだ、もうだめだ、どうすることもできない! もう限界に……」


 けたたましい音を上げ、頭から煙を出した彼は停まってしまった。周りにいた者は、落胆に満ちた表情で彼に近づいていった。


「博士… またしても失敗ですね……」


 助手のひとり、サポサポが言った。


「あぁ、そうだな… 今回は成功すると思ったのだがなぁ」


 停止してしまったロボットを触りながら、博士のドクドクはそう言った。


「様々な専門知識・運動データを入れるところまでは上手くいくのだが、人間や法のデータを入れるとすぐにこれだ………」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ