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俺のトモダチ事情。  作者: 日向栞
【間章。】
17/19

比べてみよう!!

 皆様いかがお過ごしでしょうか。突然ですが、朗報ですよー!!

 いい加減本編をやれ、と文句を言われましたので、作者の現実逃避日記こと[間章。]最終回となります。

 ……ぶっちゃけ私も、いい加減司会者やめたいですしね。なんか話せば話すほど、私のキャラが可笑しくなっていく気がするんですよ。


「自覚、あったんだ」

「被った猫が剥がれていくんだな」

「無理をしてはいけませんよ」


 菜乃花さん、菜乃花さん。貴方セリフだけならいい人に聞えますけどね? 読者の方々に、その翳った笑顔を見せたいです。あー文字なのが初めて惜しいと思いました。


「初めてって……」

「そりゃ、俺を殴った絵は見られたくないもんな」


 ……えー、ではとりあえず題名通りに展開したいと思います。

 [比べてみよう!!]ですよね。簡単に言いますと、私たち四人+たまに外野を含む。を、比較していこうと言うわけですよ。人のスペックの低さを公にして嘲笑おうと言うわけですよ!!


「な、なんで怒ってんの?」

「葉月、ツッコミ要員がボケるな」

「いや、ボケてねぇから!!」

「まぁ、比べてみれば分かると思いますし……?」


 そこ! そこでチラッと私を見ない!! 微笑まない!! そりゃやりますけど、やらなきゃいけないんですけど!!

 ……はい? なら、さっさとしなさい? そんなに付き合ってられないから? カメラさんまで毒舌になったんですか……?

 あー、もー、はいはい。では行きますよー。



①身長 葉月>一樹>菜乃花>実咲


 しょっぱなから、私の傷を抉る感じですね。


「あれ、俺って葉月より小さいんだ」

「お前な……気づけよ」

「パッと見でわかるくらい差がありますね」


 あぁ、そこは意外ですね。なんとなく一樹のほうが高いと思っていました。


②学力 菜乃花>一樹>葉月>実咲


 ……私の傷を抉って穴を開けたいのでしょうかね。


「待て!! 何で俺が一樹より学力が下なんだよ!!」


 ん? あぁ、本当ですね。でもはーちゃん、貴方成績は平均でしょ? 主人公はとにかく普通で平凡で平均的でありきたりで面白みの無いような奴、が作者の意向ですので。


「そうなんだ……」

「なら、平均以上と言うことですよね」

「おー、あ、この前の学力診断テストがマークシートで勘でやったらかなり当たったんだよな」

「それで!!?」


 運も実力の内、と言うことですかねぇ。

 ていうか、よくよく考えたら一樹よりは頭良いって思ってるか、一樹は馬鹿だって思ってるかしないと出てこないセリフでしたね? 葉月サン。


「だって、冬も半袖なんだろ……? 馬鹿じゃんよ」


 いやぁ、返す言葉が浮かばないのが残念です。私が一番馬鹿ですからね、言葉のボキャブラリが少ないんですよ。


③運動 葉月≒一樹>菜乃花>実咲


 ん? 初めて(ダイナリ)以外の記号が出てきましたね。……何?


(ニアリーイコール)、限りなく近い、ということですね」


 あ、カンペで『得意なものが違うので、比べにくいです。でも総合的には同じくらいじゃないかな』とあります。

 水泳と球技と陸上と……いろいろありますからね。結局、基本的な運動能力は高いと言うことでしょう? ははっ、さーすがぁ。


「目が死んでるよ実咲」

「もう色々諦めてんだな……」


 一樹、煩い。


 ……さて、作者が「他に何が比べられるの?」とほざきだしたので、このコーナーは終了です。

 断じて私が逃げたのではないので、あしからず。


「全部下だもんな」

「学力と運動は、どちらかが良くないと救いようがありませんもんね」

「あ、でも学力は平均以下って発覚したけど、運動は別だろ」

「体力テスト私はAでしたけれど……実咲さんは?」


 ぎりぎりD回避してCでしたが何か?


「なんか、ごめんな」

「大丈!! お前が上に来るのもあるって!!」

「残念な人ランキングとか、上だと思います」


 菜乃花さん、フォローになってない。それ馬鹿な奴ランキングは上だっていってるのと同じか、それ以上に酷いですよね!!

 

 ていうか、私の章しかまともにやっていないのに、他のキャラのスペック書いちゃうとネタバレになるんですよね。きっと。


「あ、なぁなぁ。外野を含まなくていいのか?」

「私たちしか出ませんでしたよ?」


 え。あー、だってきっと覚えてませんよ読者の方も。姫島菖蒲さんとかいう委員長で幼馴染の、そこだけ聞けば「これギャルゲ?」とか言いたくなっちゃうような、葉月の次に平凡と言う位置にいる榊原先生LOVEな彼女のことなんか。

 榊原先生も、那賀川先生も教師だし、需要ないし。腹黒少年こと津田吉宗君も学年が違うので……ね。

 

「そいつらが登場してるって、カンペ見て思い出したろ?」


 いえ、ちゃんと覚えていますよ。そこまで薄情じゃありません。えぇ、本当に。


「目、あわねぇし」


 ……だって、本編で関わりないですよ? ついでにいうと、なんかすっごく仲良く話してますけど、一樹とも関わりないんですよ?


「え、まじ?」


 あくまで本編で、ってだけで友達設定とか、書いてないけど交流あったよ、とかなんとでも出来ますけどね。


 まぁ、なんとなくキャラもつかめたでしょうし……そろそろお開きにしますか。


「ほぼ、お前が話してねぇ?」

「キャラ掴んでもらえたのお前くらいだろ」

「仮に掴んでいただけても、間違ってる気がします」


 貴方の初期設定のキャラが間違ってたんですよ、おそらく。



 ……では、長々と間章にお付き合いいただき誠にありがとうございました。言葉に表せないほど感謝の気持ちで一杯です。

 私のほぼかかわりの無い人間への干渉を観賞してくださり、感傷に浸っていただけたでしょうか。他の方にも勧奨してくださると嬉しいです。


「なんで、カンショウを連呼する」


 あ、漢字変換が伝わらなかったですか。


「無理やりすぎるだろ」

「実咲さんのお話で、感傷に浸れるところは何もなかったかと」


 めげないしょげないあきらめない。女が軽々しく涙を見せてはいけないんです。


「言ってる割に、涙目だぜ」


 でも涙が出ちゃう。だっt


「それでは、また次章でお会いしましょう」

「「「さよーならー」」」


 ……言わせなさいよ。

 では、次章【日常。夏】よろしくお願いします。

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