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俺のトモダチ事情。  作者: 日向栞
【間章。】
16/19

連想ゲーム、2。

 (はーい、本番いきまーす……!!)

 (さん、にー、いち……!!)


 テレッテーテレレレンッ♪


 ……なんて、始めなきゃいけない理由はなんなんでしょうね? え? なんとなく? そんな理由で人に恥をかかせるのですか。どれだけ私を変な人にしたいんです。殴りますよ、本気で。


 ちょっとカメラさん、逃げないでください。後でって言ったじゃないですか、今は安全ですよ。これ以上変な印象つけたくないし。


「実咲さーん? たぶん暴力的って言うのも今回で付け加えられますよー?」


 そうですか? アレは仕方の無いことなのですよ。私は基本平和主義です。ていうかこれくらいで暴力だなんて、平和ボケもいいところです。スキンシップですよスキンシップ。


「痛いスキンシップはいらないだろ」


 えー? 愛と鞭的なそんな感じですよ、あれですツンデレ。いつかデレます。


「割合は?」


 9.9:0.1ですかね。


「……それがどっちなのかは聞かないでおく」


 懸命ですね。そのほうが良いかと思います。


 それでは、まぁ前回に引き続き○○の中に入るのは何? ゲームをいたします。

 もう、ボードとかは配られましたね? あ、いや私は要らないです、え、だから、その……アリガトウゴザイマス。イタダキマストモ、エェ。


  はい、第二問。『隣の客は○○○』 では、えー……もういいですかね? ほら、動画じゃないし、時間要らないよね?


「なにぶっちゃけてるの?」


 仕方ないじゃないですか、書いてる時間の雑談面倒なんですから。ほら行きますよ、先ほどと同じ、葉月→一樹→菜乃花→私の順番で言って下さいね。

 はい、どうぞ。


「え。あー、『隣の客は、神喰人じゃなくて化物狩りしてた』……もうめげないからな。その空気」


 あー、似てるらしいですね、そのゲーム。私はやったこと無いので分かりませんが。てかまだソレ引きずるの? ツッコミのボキャブラリそんなにないんですけど。

 そういえば、元ネタ分かってますか?


「聞いたら負けです。気づいていても負けです。何も言わないでください。……じゃないのか?」


 えぇ、確かに言いましたけど。文字数的には同じ感じでいきたいじゃないですか。それ長いよ、言いにくいよ。



「元ネタだって言いにくいように出来てんじゃん」


 いや、言いにくいの種類が違うでしょ。

 ……まぁ、いいや。次、一樹ー。


「おし。『隣の客は、よく見たらいなかった』 ん、どうした? 顔が引きつってるぞ?」


 心霊ですか。いないって、何。何でそんな朗らかにそういうこと言うの。狙ってないでしょ? 素なんでしょ?


「たまに無ぇ? いるーと思って、不意に目をやるといないの。んで周りに聞いたらずっといなかった、っていわれること」


 無いです。たまにでも。

 うわー……聞かれるご友人は寒いでしょうね。「誰かいなかった?」って聞かれたら。「いねぇし」って言いたくなりますね。ていうか霊感あったんですか、一樹。


「え? 霊感? いやーないとおもうけどー」


 そうですか。こんど良い御祓い屋さん探してあげますね。何か憑いてるかもしれません。


「おぉ、ありがとう?」


 ドウイタシマシテ。

 次、菜乃花さんどうぞ。


「あ、はい。『隣の客は、よく牡蠣か柿食う客だった』


 うわぁいいにくい。よく噛みませんでしたね。なにそのグレードアップ。


「柿か牡蠣か、いつも分からないので。とりあえず二つ」


 あーなるほど。確かに……いまいち思い出せませんね。えっと、柿でしたっけ。


「さぁ?」


 あ、分からないからコレにしたんですもんね、すみません同意を求めてはいけませんでした。

 では、第三問――――はい? なんでしょう、私? さてナンノコトデショウ。



「実咲ー」

「お前」

「逃げないでくださいね?」


 区切っての台詞の連携がお見事ですね。……分かりましたよ。言いますよ。

 はぁ…『隣の客は、いつも隅に座るのでいません』 ……ドウゾ、言いたいことがあるなら。聞きますよ。


「一番返答に困る」

「ていうか、それいったらお終いだろ?」

「どんだけ寂しい人なんですか」


 ちょい待って待って待って、菜乃花さん、酷い酷すぎます。そういうこと言わないで。どんだけ前回の根に持つんですか。まだ私に辛辣なんですか。

 ていうか、だってー……なんかさ、知らない人が近いのって嫌じゃん?


「嫌じゃん? って聞かれても……」

「だったら、俺らはなんなんだよ」

「コミュ障なんですか、対人恐怖症なんですか」


 すみません。菜乃花さんそろそろ本当に視界が歪んできたのでもう少しオブラートに包んで発言して下さい。






















 ……なんてアホな企画をしているうちに番外編が4話になってしまいました。

 番外のくせに本編の各小説の話数を超えそうです。個人的にはダメな気がしますがどうでしょう。


「いや、俺らに聞かれても……」

「ほら、作者事情とか、そういう掟破りなのはねー……」

「私は私の出番が増えるのでいいです」


 菜乃花さん。貴方そろそろキャラが可笑しくなってますよ、お嬢様キャラ(仮)は何処へ行ったのです?


「出番のあった貴方に出番のほぼ無い人間の気持ちは分からないでしょう」




 


 あ……すみませんでした。……なんで作者の都合で私が彼女に嫌われなければならんのですか。

 それに出番って言っても、あれですよ。あれ。あんま嬉しい事ではないですね。







 さてさて、話が逸れましたが。

 とにかく、ココで一旦休憩にします。

 まぁ、とりあえず次回も番外でしょうね。


 それでは、ごきげんよう。

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