第101話 トラは異世界冒険譚のお約束通りに次から次へと仲間を加えます(2)
「──何だ! お前等は!」
「……お前たちは、何処から来たー!」
と、荒々しい口調でトラたち、先行部隊へと尋ねる、盗賊たち…さんてんと言いたいけれど?
俺も妖蘭と仲良く敵兵の処理……と言いたいけれど。まあ、この通りだ……。
妖蘭は俺の前世の中華人民の英霊──覇王項羽や三国志最強の呂布奉先、軍神関羽雲長……。
まあ、ついつい忘れ気味になるけれど、三国志の世界で主、劉備玄徳を守り、逃がすために橋の上で馬に騎乗して曹操軍を一人迎え撃ち! 追い返した! あの張飛翼徳……。
そう世に初めて《《一騎当千万夫不当》》の強者と曹操軍……。あの曹操孟徳を含めた各将、各軍師から絶賛! 褒め称えられた者達のような活躍を自分が両手で握る、方天画戟を振るい、薙ぎ払い……。
そして戦術で各魔法弾を使用──駆使しながら次から次へと駆除していくから、俺はこれと言ってすることもないので盗賊一人を椅子にして、家のかみさんの舞い踊るような、艶やか、麗しい、舞姫のように舞う、一騎当千振りを堪能……。
偶に妖蘭の死角に入り、攻撃を加えようとする輩を。
『伸びろ! 如意棒!』と、西遊記の孫悟空みたいに仙術を唱え、一撃必殺の撃破しているのだけれど。
俺の椅子になっている男や家のかみさんを襲う、敵の男女混合の盗賊たちなのだが。各自各々が所持する武器や装備がバラバラの上に、雑魚兵のわりにはよい防具や武器を所持しているのと。




