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団塊世代のミチとトラ、山ちゃんの三人があの世へと行けば! 優しく対応してくれたのは神様、女神様ではなく、仏様でした!  作者: かず斉入道
第1章 団塊世代初の異世界へのお導きは女神様ではなく仏様でした

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第81話 良くある盗賊イベントを頑張ります! (5)

カドカワ10周年記念長編コンテスト中間選考作品でございますm(_ _"m)

「でっ、へへへ」と変顔で鼻の下を伸ばす盗賊たちの容姿も如意棒を小脇に抱え、混沌とした様子を呆然と見詰める、俺の瞳に更に映り、耳の鼓膜を刺激していく。


 まあ、そんな殺伐とした様子でも、俺のかみさんは。


「はぁ、あああっ!」、「やぁあああっ!」、「うりゃあああっ!」


 と、奉天画戟で盗賊たちを次から次へと殴り、突き、刺し、切り、薙ぎ払いを続けるから、本当に俺の出番はない。


 だからどうしようと思えば。


「おっ!」と俺の瞳に敵兵の姿……。それも今までの盗賊たちのように自分の両腕に剣や盾──。戟に槍、青竜偃月刀を所持して、妖蘭に遅いかかる訳ではなく、距離をとり弓や弩での遠距離攻撃で、家のかみさんを射抜こうとしている盗賊たちの姿が狼狽している俺の瞳に映った。


 だから俺は我に返り。


「如意棒、小さくなれ!」と叫んだ。



 ◇◇◇


 俺が自分の宝具《《如意棒》》へと小さくなれ、細くなれと願を込めると。如意棒は素直に通常通りの棒術用の武器へと変化した。


 だから俺は通常使用になった如意棒へと伸びろと指示を突き! 突き! 連打の攻撃で妖蘭を弓や弩で射貫こうと狙う盗賊たちへとお仕置きを食らわせようと思えば。


「あっ!」


《コテ》


 マスケット銃の砲撃と共に盗賊が声を漏らし、地面に一人倒れると。


「うぎゃ!」

「ぎゃっ!」

「ぎゃぅ、ん」


「つぅ」

「うっ」

「あっ」


「OH!」

「YES!」

「OH~、NO~!」と。


 盗賊たちの口から断末魔すら漏れることができない、マスケット銃による、上空からの攻撃で刹那……。


 家のかみさんを飛び道具で射貫き、身動きをとれないようにして取り押さえ、束縛を試みていた盗賊の遠距離部隊は、山ちゃんと寒椿さんのマスケット銃による、魔弾の砲撃により、次から次へと即死……。躯と化し地面に倒れていくから。


「えっ!」


 俺はまた驚嘆して、


「俺の仕事、何もないのだけれど……。俺って何をすればいいの~~~!」


 と嘆くように叫び。


「妖蘭~、俺ってもしかしていらない子なの~~~?」


 俺は本当に心から嘆き、家のかみさんへと悲しく、切ない声音で尋ねてみた。


「……えっ!」


 妖蘭は俺の嘆き、問いかけを敵の盗賊たちを薙ぎ払いつつ驚嘆すれば。


「う~ん」と呻りつつ、盗賊を突き、刺しする。


 そして奉天画戟を盗賊の身体から抜くと、敵兵の腹から血しぶきが出ようとも気にもしない様子で、ニコリと俺に満身の笑みを浮かべると。


「あなたさまは後で治癒の仙術をおこなってもらうかも知れませんから~。(わたくし)の後ろで活躍振りを両手を叩きつつ、(わたくし)の容姿を褒め称えながら観戦していてくださいませ~。あなたさま~」と告げてきた。


 だから俺は「あ~い」と、家のかみさんへと言葉を返し、本当にその場に男座りでドン! と座り込み、妖蘭の一騎当千振りを窺い始めると。


 トラと胡蝶さんは上手くやってくれているだろうか? と、古城の建物を眺めながら思うのだった。



 ◇◇◇



(153)

 応援していただければ筆者の方もやる気が湧き、100万文字でも物語を書きますのでよろしくお願いします。


(お願い)


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