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第100話 司祭陳大連の失脚(6)
今の今まで猫を被っていたかのようにお人形さん……。お雛さま……。暗君をしていたはずの麗芙安さまが急に遠○の金さんや大岡越前さまになるから、流石に悪徳祭司、政治家の陳大連も、ぐうの音も言えず、黙り込み、下を向き、肩を落とし、落胆をするから。
「──警備兵は直ち、罪人朕を逮捕! 束縛しなさい!」と。
麗芙安さまからの指示、下知が発せられる。
「はい! わかりました! 麗芙安さま! 直ちに陳大連を逮捕、束縛します!」
この謁見の間の警備を担当している将軍だろうか? 麗芙安さまの下知に対して逆らい、楯突くこと……。




