398/410
第98話 司祭陳大連の失脚(4)
そう、何故か急にお人形さまから名君になられ、怖くなった麗芙安さまに王惇とじゃれ合うなと叱られたので。
「はい、わかりました……」と。
俺は年齢相当しい……。元服を終えたばかりの少年らしい、不貞腐れた顔で二人の下知を了承すれば。
自分の腕を組み、不貞腐れた表情でそっぽを向いた俺のことを麗芙安さまは見て「クス」と微笑み終われば。
また司徒さまは自身の目を細め、冷たい瞳をしながら、本当に束縛されている呉の最強仙術者で冒険者……。
その上大将軍の任に就いている王兄弟の麗芙安さまへと深々と頭を下げ、服従している様子……。




