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第78話 呉の傀儡司徒さまへのお目通り(1)
「……麗芙安さま、お久振りでございます……」
俺たち三人の前で村長のランちゃんは、自分のチイパイの前で両手を合わせ、中華式の一礼を木製の中華式のソファーのような椅子に座る、煌びやかな秦の時代? 三国志時代になるのだろうか? 中華後宮ドレスを身に纏う。まあ、ランちゃんも当たり前のように美少女だけれど、この司徒さまも本当に美少女さまだな! と俺がお世辞抜きで思う。麗しい少女へとランちゃんは畏まって礼をしながら挨拶するに至ったのだけれど。
ここまでの道のりは本当に大変でね。俺たちが盗賊たち? の件で、司徒さまに用があるから、御目通りしたいと願いでても、呉の宮殿を守護する近衛隊の隊長が中々宮殿内には通してはくれない。
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