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第66話 女性だけの集落の村長(7)
「……俺、そんなにジロジロ見てねえし、たまたま見えただけだから、発展途上の裸体は……」と。
俺はランちゃんの質問に対して苦笑いを浮かべつつ答えると。
「──ランちゃん、あんたは何もんだ?」と尋ねるから。
「……ん?」
「……えっ!」
トラと山ちゃんの二人も俺とランちゃんの会話に注目するけれど。
「……儂は只の美少女じゃよ……」
それでもランちゃんは苦笑を浮かべながら、自分は美少女だと、チイパイで胸を張りつつ告げ、この場を和やか、穏やかな雰囲気へと変え、自分の素性を誤魔化そうとしたから。
「──ランちゃんはもしかして仏さまか?」
俺は苦笑いを浮かべつつ彼女へと尋ねる。
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