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第60話 女性だけの集落の村長(1)
「おっ! 着いた!」
「君達、着いたよ!」と。
トラと山ちゃんの安堵した声……。
そう俺たち三人が不思議な少女と死の森で出会い。そして最初に最寄りをした集落? 村? 町? まあ、どれに当てはまるのかは、俺も検討しがたい、少女が村長を務める小規模の城郭都市なのだが。
……白い屋敷の壁は、後ろの壁が計算されたように綺麗に並び──。ちゃんと円形の城郭を形成して外敵を阻止している仕組みになっている小規模の城郭都市へと俺たち三人は古い古城……。砦の方は五種族……。
それも何故か仲良く三つ子……。
そうまるで、この異世界で俺とトラ、山ちゃんの三人が寂しく余生過ごさないためにと、仏さまが丁寧に用意をしてくれたのではないか? と俺がついついと思ってしまう。




