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第58話 今度はホルスタインのような奥様に新しいスキルを説明します(19)
しかし梅の腕! 手! 掌から! 落雷は現れず、地面へと俺のような大きな穴は開かない。
だから梅はガクリ! と肩を落として、膝をつくけれど。鬼畜な鬼軍曹……サド気がある俺が、こんなことで梅を許して、コイツのスキル成長を諦め、過保護にヨシヨシとする訳はないから。
俺は膝をつく梅の安産型のお尻をパチン! と平手打ちをすれば。
「立て! 立つんだ、梅ー!」と。
俺は気持ちを込めて梅を鼓舞すれば。
「梅……。ここで諦めたら、ホイッスルの笛の音が鳴り、ゲームは終了………。それでいいのか? 梅……」と。
まあ、この手の異世界ファンタジーやラブコメの物語でよく使われるテンプレ台詞……。




