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第34話 自身損失している妻を激励します(13)
だが梅は自分自身に『気弱になるな!』、『恐れるな!』と一喝──!
そして『がんばれよ!』と鼓舞をするから、自分自身の瞼をゆっくりと開け、終えれば。
「ああ~」と驚嘆した。
「なあ、梅、大丈夫だろう?」
俺は驚嘆した梅へと優しく言葉をかけた。
「う、うん、ちゃんと地面に足がついているように安定している気がする……。何でうちは妖力が乏しいウォーリアタイプの魔族なのに、こんなウィザードみたいな不思議なことができるの?」
俺が言葉をかければ梅は首を傾げ、尋ねてきた。
「……ん? それはわざわざ俺に尋ねなくても梅が一番わかっていること……。梅が俺の女房で深い繋がりがあるから。これぐらいの仙術スキルならば俺からの仙術強化円チャットを譲渡されなくても、梅自身が《《筋斗雲》》を召喚獣として召喚して、自分の脳内からの命令で操作できるよ……。あんなようになぁ……」と。
俺は梅へと言葉を返せば、最後にある方向へと顔の向きを変え、目の視線を向け、《《ある者》》たちを見詰めつつ梅へと話しを振る。
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