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第293話 砦の奪還作戦の終焉(27)
だって王惇の口から「あっ!」と驚嘆が漏れれば奴は刹那……。
そう王惇の身体は家のカミさんが放ったブリザードの妖弾によりカチカチの固まり──身動きがとれない状態……と言うか? 王惇のおっさんは意識があるのか? と言った状態だから。
家のカミさんと王惇のタイマン勝負は妖蘭の勝利で幕を閉じるのだが。
「──発動~! 仙術スキル~! 狐火~!」と。
家のカミさんの口から妖艶な声音の仙術スキル発動──! それも妖狐しか使用できな奥義なのだが。九尾の狐は妖狐の中の最上位の魔族だから、洋蘭が発動する《《仙術狐火》》は超強力な闇属性の魔弾でね……。
今の氷漬けの身動きとれない王惇が無防備食らえは先ず死は免れないから。
「姉さん! 攻撃ストップ! もう終わりー! やめじゃけぇ~!」
トラが慌てて妖蘭に王惇への攻撃に制御をかける。




