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第290話 砦の奪還作戦の終焉(24)
それに王惇自身もこの京の国では上位の冒険者であり、高名な槍使いの将軍だから、妖蘭が自分の視界から消えたと同時に仙術スキル、《《イージスシールド》》を自分の身体──360度に展開しながら、仙術スキル《《心眼》》を使用して、自分の大好き、愛しい妖蘭の魅惑的な甘い香りを『クンクン』と嗅ぎ分け──。
自分の顔をいやらしく緩ませ、鼻の下を伸ばし、デレ~顔をしながらいやらしく探索をしていたから。
王惇は家のカミさんが思案していたよりも安易に探知され、仙術スキル、状態鋼鉄化と捨て身タックルの攻撃コンボを己の持つ槍の柄も加えて致命傷だけは押さえ、凌いでみせ──! 直ぐに自分へと仙術スキル、《《治癒》》……。
「──ヒール」と呟いて、自分の精神と身体の中の砕けた骨を直ぐに治療……。妖蘭の自分の目で捉えることができな攻撃に備えると。
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