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第280話 砦の奪還作戦の終焉(14)
「(あなたさま~? そんなわらわが聞いたこともないような仙術スキルを……。それもわらわの今の能力を二段階近くも一気にあげるような仙術を。わらわは本当に発動ができるのでしょうか?)」
家のかみさんは相変わらず、王惇のいやらしい! すけべな! そして勘違い爺の戯言……。
「うりゃ、うりゃ、うりゃ~」、「わりゃ、わりゃ、わりゃ~」、「どうした妖蘭……。主人になる儂にかかってはこぬ、のか?」、「……先程から防御一辺倒ではないか。あっ、はははははは」、「──先程までの勢いはどうした?」、「もう《《夫になる》》儂に対して降参か?」、「──やっと、この儂のために花嫁衣装を着る気になったか、妖蘭?」、「儂は最低子供は五人は欲しいぞ。あっ、はははははは」




