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第277話 砦の奪還作戦の終焉(11)
「(……ん? あることはあるが……。まだやれるのか、妖蘭?)」
俺は家のカミさんへと、今の劣勢を立て直し、王惇を倒す策がないことはないけれど。只妖蘭の精神的なもの……。覇気、士気、気力は大丈夫なのか? と尋ね返すのだった。
◇◇◇
「(──いけます! 大丈夫です!)」、「(……だからあなたさま、わらわに敵将王惇を倒せる策を教えてください)」、「(……おねがいします、あなたさま……)」
俺が先ほど家のカミさんへと、自分が敵将王惇に対して勝利をしたい! 勝ち取りたい気持ちがあるのか? と尋ねると。
まあ、この通りで、家のかみさんは王惇の好意に甘え、寄り添うことは拒否! ちゃんと俺についてきて身の回りがしたい意志を告げてきたから。
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