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第266話 妖蘭VS王惇になりました(26)
「グッ」と家のカミさんが奥歯を噛み締め士気! 覇気! 気合を入れ! 妖力、気功力を更に上げながら前進……。
敵将王惇に襲いかかり、駆除してやるのだと意思を見せようとしてもね。
家のカミさんの身体の方が勝手に後退……。
そう妖蘭は王惇が放った奥義の前に屈し、自分の身体だけを使用しての回避運動ではもう既に処理が追いつかずに。自分の持つ方天画戟を使用した防御、弾き返しや仙術防御障壁を展開し、破壊され。また展開する、破壊される、の防御と回避の繰り返しをおこなうから。
家のカミさんと王惇の竜虎の戦いを観戦している者たちは、二人の争いが後半戦に入ったと確信……。悟ることができたから。
「ゴクリ」と各自各々が自分の喉を鳴らしつつ緊張しながら、二人の争いの後半戦を観戦続ける。
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