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第256話 妖蘭VS王惇になりました(16)
「家のカミさんに向けて、尻でも降っておけ」と。
俺はまた鬼畜な、魔王らしい振る舞い、言葉を新しい臣下、部下、仲間へと、冗談のつもりで告げた。
しかし姉ちゃんは俺の言葉を真に受けて本当に妖蘭へと向け、自分の下着をチラチラと魅せながらお尻フリフリするものだから。
この場にいる男兵たちは、王陳が壁に激突している様子を顔色を変え見詰め、沈黙をする行為を辞め。
「うわぁあああああああああっ!」
「すげぇ、えええっ!」
「紐だぁっ!」
「紐パンだ!」と。
男兵たちは、各自各々が自分の顔をいやらしく緩め、鼻下を伸ばしつつ、俺の椅子の姉ちゃんの《《紐パン》》らしい、超魅惑的なお尻フリフリをガン見──! 堪能し始めるから。
この殺伐とした、混沌とした、この場の雰囲気が蝶よ、花よ、と穏やかな空間へと移り変わる。




