249/357
第246話 妖蘭VS王惇になりました(6)
俺は敵将王惇には悪いが、家のカミさんを二度敗北させる訳にはいかないから、王惇を追い詰め、倒す方法を仙術《《脳内通信》》を使用してサポートした。
だから家のカミさんはコクリと頷き。
「はい、あなた」と俺に素直に言葉を返すと。
自分の瞼を閉じ、あの可愛らしい狐耳をピクピクと動かし、九尾の尻尾を妖艶にフリフリと振りながら、王惇が仙術《《十鬼突き改》》! とでも名づけた方がいいのかな?
もう神業だと言っても過言ではないスーパーな槍の突き! 突き! を家のカミさんは、俺の指示通りに、自分が両手で握る方天画戟を使用せずに、首と身体でリズムよく、素早く──。足のステップもリズムよく使用しながら、王惇の目にも止まらぬ素早い槍の突きを今度は全部交わし切る神技を周りにいるもの達へと見せる。




