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第243話 妖蘭VS王惇になりました(3)
王惇自身もこの国を代表する槍の達人のA級冒険者であり、将軍さまだから。
「はぁ、ああああああっ!」
と荒々しい声を上げながら、B級冒険者の妖蘭へと素早い槍の突き──!
それもやはり、普通の冒険者や兵士たちでは、目で捉えることのできない、素早い槍の突き──! 家のカミさんが使用した仙術《《十鬼突き》》を使用……。
それも家のカミさんとは違い。《《十鬼突き》》の槍突きを10発以上も連続の突き攻撃を楽に繰り出しながら──!
王惇は家のカミさんへと。
「はら! ほら! いくぞ! 九尾の女!」
と告げつつ笑いもしない、相変わらずのニヒルな表情で襲いかかる。




