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第231話 ミチVS王惇といきたいところなのですが?(3)
「……ああ、そうだな、変わろうか……」
だから俺は妖蘭に遠回しに後ろに下がれと下知をだすけれど。
それでも家のカミさんは一度敗退──。敗走した相手王惇に対して怯えてはいるけれど。
カミさんの金色の美しい瞳は相変わらず戦意を失っていない……。
そう、できれば王惇に対して再戦して、今度こそ一矢報いたいと言った想いがある様子……。自分の奥歯をグッ! と噛み締めながら。
『戦うべきか?』、『下がるべきか?』と困惑しながら思案をしているように見える。
だから俺は家のカミさんへと「(……妖蘭?)」と仙術で脳内へと直接話かけ。
「(俺が仙術で妖蘭へと妖力、気功、体力、武力が上がる、強化円チャットを譲渡して力を貸してやるから、やはり敵将王惇は妖蘭お前が対峙して倒すか? ──そうすれば妖蘭は冒険者レベルが王陳と同じA級になると俺は見込んでいるけれど、《《どうする》》?)」と優しく尋ねてみた。
◇◇◇




