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第167話 トラのパーティーはピンチ?(3)
まあ、そんな謎めいた村長の留守を三鬼士から村を守護することができなかった七人のお姉さまたちだから、彼女等いわく俺たちのことを《《魔王さま》》と呼び──。
その中の一人である、トラの生死が無事なことを『魔王さま、お願い生きていて』とも心の中で願いつつ、自分たちの目の前の室内をトラが王大連の攻撃をヒョイ! と素早く回避していないかと混沌している室内を探索すれば。
《ガタ》
胡蝶さんと桜さん、細雪さん……。玉さんの後ろ、後方……。妖鬼さんの前方で、壁の崩れる音が耳へと聞こえてきた。
だから四人のお姉さまは慌てて後ろを振り返る──。
しかし四人のお姉さまたちは後ろを振り返り、自分たちの顔色を更に蒼白してしまうのだ。




