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第156話 トラVS王大連 (7)
トラも敵の変態爺と同じく? サキュバスの妖鬼さんの仙術《《魅惑》》かかり、自分の顔をいやらしく緩ませ、「でっ、へへへ」と笑って佇んでいる、いやらしく、情けない、駄目男な状態だったが。
アイツのヒロインさま四人の叫びを聞けば、はっと我に返ると。
「……誰だ、お前等……」
今まで裸体の妖鬼さんに、自分も大きなお腹の気持ち悪い、見たくはない裸の姿でいやらしく覆い被さり、抱きついていた、盗賊の頭目らしい禿爺が『でっ、へへへ』といやらしく微笑む行為を辞め。自分の上半身を起こし、壊れた扉の方へと身体の向きを変え、驚愕など一切しないで、不機嫌極まりない顔……。
そう自分の楽しみ、極楽浄土を邪魔されたことで不快な様子でトラへと重圧ある声音で尋ねるけれど。




