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第152話 トラVS王大連 (3)
トラと胡蝶さん、桜さん、細雪さん、玉さんの五人が扉の前に立てば中から女性の絶叫と許しを乞う嘆願に助けを求める叫びが聞こえ、まだ続いているのと。
この砦を根城にしていると思われる盗賊の頭……。まあ、この場面のテンプレ通りに中年爺のいやらしい声音で、自分から逃げる女性たちを涎を垂らし、啜りながら『待て~♪』と嬉しそう、はしゃいでいる声音で追う。追い続ける声音が聞こえ続けるから。
トラの後を追ってきた、アイツの麗しいヒロインさまたちは、仲良く顔色を蒼白させながら沈黙しつつ扉の前で佇む。まあ、佇んでいれば。
「うふっ……。えへっ……。やっと捕まえた~♪ 頂きます~♬ でっ、へへへ」と。
扉の向こう側から変態爺の変態、スケベらしい、いやらしい歓喜の声が気持ち悪い笑みと共に聞こえると。




