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第148話 敵将王陳は二人の会話を聞き顔色を変える? (11)
「……山ちゃん、王陳を捕らえたの?」
寒椿さんは驚愕した顔で自分の伴侶へと尋ねた。
「うん」
山ちゃんも自分のこの世界の伴侶に対して優しく微笑みながら頷くと。
「ほら~、これが《《ミラーウォール》》だよ。寒椿さん……」
銅鏡の幻影を映写のように空へ映し、寒椿さんへと見せる。
「ちょと、こら! あなたたち……。私を今直ぐ出しなさいよ! 今直ぐ! さぁ、早く出しなさいよね! 私はこの地を収める司徒さまの将軍の一人なのよ! だから今直ぐ私を鏡から出し、解放しなさい! でッ、ないと? あとであなたたち、司徒様から罰を与えられ、打ち首になっても知らないからね~! だから今直ぐ鏡から私を出し、解放しなさい! あなたたちの事は悪い用にはしないから~、今直ぐ私を解放してよ~。お願いだから~」




