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第142話 敵将王陳は二人の会話を聞き顔色を変える? (5)
「──神さま~! 仏さま~! 私の事を助けてちょうだいよ~~~、御願いだからぁああああああああああああああああああああああああっ!」と。
彼は御都合主義な嘆願をしながら、泣き、喚き、叫びながら、山ちゃんと寒椿さん、筋斗雲の前から、自分の背を見せつつ、仙術の飛行スキルを使用して逃げるから。
山ちゃんも寒椿さんも最初は唖然、呆然としながら、自分たちから逃走を謀る王陳の背を見詰めるのだが。
しかし、毎日が修羅の殺伐とした世界に身を置き、生活を営んでいる傾奇者の姉ちゃんさまの寒椿さんが、はっと我に返り。慌ててマスケット銃を持ちあげ、構え、照準──!
自分たち新婚ほやほや夫婦から逃走を謀ろうとする王陳の背に向け射撃──! 山ちゃんの耳にも大きな銃声……発砲音が聞こえるから。
山ちゃんも寒椿さんに遅れてはっと我に返ると。
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