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第140話 敵将王陳は二人の会話を聞き顔色を変える? (3)
そう、王陳はどうやら二人の会話……。山ちゃんの武勇伝……。自分たち三鬼士が領内の兵や冒険者たちを集い、指揮して討伐をチャレンジして一度も勝利ができず。そのために、この辺りの地を無法地帯……。
自分たち三鬼士の主である州太守の統治下に置くことができずにいた原因の厄災の根源であるボスモンスターキングタイガーを夫婦の和気藹々とした余裕のある会話……。自分のことを無視しながら夫婦の会話ができるクソガキこと山ちゃんがどうやら本当に討伐したしたらしいと、やっと王陳は思い、悟り、確信をしたみたいだから。
変態優男の王陳は山ちゃんと目が合い──自分の顔を蒼白させ、声がでないほど困惑していた。
まあ、そんな状況に陥って、自分の頭の中で王陳は、『どうする?』、『どうしよう?』、『逃げるべきか?』と、今後の自分自身の行動を思案……。
それともこの場で山ちゃんに土下座をすれば命だけは許してもらえるだろうか? とも考えるのだが。




